この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 中央銀行81行のうち90％が、CBDCに関する取り組みを行っているとの調査結果。
- そのうち60パートナー以上は、実験あるいは概念実証中であるという。
- COVID-19のパンデミックや仮想通貨の成長が引き金になったとみられる。
BIS調査「2/3以上は短期あるいは中期間のうちにCBDC発行か」
国際決済銀行（BIS）が実施した調査によると、世界中で数多くの中央銀行が中央銀行デジタル通貨（CBDC）の展開を検討していることがわかった。
BISは2021年10～12月に中央銀行81行に調査を実施。
そのうち90％がCBDCについて何らかの形で取り組んでおり、60％は実験あるいは概念実証中。26％はすでに試験運用が始まっているとした。
dai06
BISは、CBDC関連への関心の高まり（2020年の約83％から増加）は、COVID-19のパンデミックの最中におけるデジタルソリューションへの移行と、ステーブルコインやその他仮想通貨の成長が引き金となった可能性があるとの見解を示した上で、「世界の中央銀行の2/3以上が、短期または中期間のうちにリテールCBDCを発行する可能性が高いか、あるいはおそらく発行することを検討している。
パンデミックを機に、仮想通貨はまたひとつ新たなステージへと成長を遂げたと言っていいだろう。
表向きは様子見をしている国もある印象だが、水面下ではプロジェクトのが進んでいるのかもしれない。
dai06
BISの調査によると、中央銀行の70％以上が、既存の決済システムに対して「民間セクターとのコラボレーションや相互運用」を取り入れたCBDCも検討しているとのことである。
国だけでは新しいこの新しい金融の形を完成させるのは難しいだろう。
パブリックコメントなども募りながら、無理なく実装・運用できる形を模索していく必要がある。
dai06
ソース元https://jp.cointelegraph.com/news/90-of-surveyed-central-banks-are-exploring-cbdcs-bis
