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Amazonなどのネット通販サイトは仮想通貨支払いを導入するのか?

Amazonなどのネット通販サイトは仮想通貨支払いを導入するのか?

この記事は、匿名希望からの投稿です。

このニュースを三行で解説

  • 仮想通貨の未来はネット通販サイトで支払い方法として採用されるかどうかにかかっている!
  • Amazonやスターバックス等の大手企業も積極的姿勢が見受けられる。
  • 第一段階で支払い方法に採用されやすいのは仮想通貨と連携した仮想クレジットカードではないか?

ソース元 https://www.ccn.com/next-level-cryptocurrencies-will-amazon-accept-bitcoin-payments/

仮想通貨の将来は、ネット通販サイトで導入されるかにかかっている。

仮想通貨の将来は、ネット通販サイトでの導入にかかっている。

仮想通貨に詳しい専門家たちは、「仮想通貨の将来は、主要なネット通販サイトの支払い方法として受け入れられるかどうかにかかっている」と、口を揃える。

現状、徐々に仮想通貨を支払い方法として採用するネット通販サイトは増えているが、今後に注目だ。

仮想通貨の将来は、ネット通販サイトでの導入にかかっている。

ビットコイン、イーサリアム、リップルなど、代表的な仮想通貨は、直近では暴落とも取れる価格下落をしているが、数ヶ月間スパンでみれば大きく価格を上げていいる。

しかし、資産として価値が高まっている一方で、仮想通貨が実体経済に到達しているとは言い難く、支払い手段として導入しているのは、ごく一部のネット通販サイトのみとなっており、実店舗に至っては受け入れられている店舗は極めて少ないのが現状だ。

ネット通販サイトが仮想通貨支払いを導入するうえでの課題

コストが上がってしまうリスク

仮想通貨の価格は、非常に大きく乱高下する。1日に20~30%の変動も珍しくない。

そのような価格変動が激しい仮想通貨を支払い手段として導入する事は、あまりにもリスクが高いと考えるのが普通だ。

もちろん、ビットコイン先物取引により、価格変動に対するリスクヘッジをする事は可能だが、これは、ただでさえ高い取引手数料が更に増加してしまう。

このような事情を踏まえたうえで、Amazonのような業界最大手が仮想通貨支払いを導入したならばどうだろうか?

それは、リスクがあまりにも高いと言わざるを得ないのでは無いだろうか?

支払いに時間がかかりすぎる。

また、仮想通貨支払いは時間がかかり過ぎるのも大きな問題だ。ビットコインのブロックチェーンは、現在1秒あたりわずか7トランザクションしか処理できない。イーサリアムについては、約2倍のトランザクションだが、膨大なトランザクション処理をしなければならない場面が訪れた時には理不尽な待ち時間が発生してしまう。

なお、大手通販サイトのAmazonでは、昨年のピーク時 600件/秒 のトランザクションができたと報告している。

仮にAmazonを利用するユーザーのほんの一部がビットコインかイーサリアムで支払ったとしたら、現状の技術では到底追いつか無いと考えられる。

仮想通貨は、これらの課題をクリアーできるか?

 テクノロジーの進化により課題はクリアできる。

仮想通貨に詳しい識者たちの多くは、これらの課題は近い将来に解決できるだろうと語っている。

それは、既存の仮想通貨のブロックチェーンを改善するか、新しい、より効率の良い仕組みを追加するか、更に性能の良い仮想通貨が出現するか、いずれかのテクノロジーの進化によって解決されるとしている。

例えば、現状でも、リップルは約1500トランザクション/秒に耐え、Amazonの要求を満たしている。

 重要なのはテクノロジーの進化ではなく、いつ、支払い手段として導入されるかだ。

仮想通貨に携わる人々にとって、そのテクノロジーが進化して多くのトランザクションを処理できるようになる事はもちろん重要である。

しかし、それ以上に、Amazonをはじめとする大手ネット通販サイトが、どのタイミングで仮想通貨を支払い方法として採用するかが重要であり注目されている。

何故ならば、それが、仮想通貨の将来を明るくする未来への扉であるからだ。

果たして、大手企業は仮想通貨支払いを導入するのだろうか?

Amazon、スターバックス、大手企業も仮想通貨支払いに積極的姿勢。

仮に、Amazonが支払方法として仮想通貨を採用したならば、仮想通貨の信用度は急激に高まる事は間違いないだろう。

最終的に、大手ネット通販サイトが仮想通貨支払いを導入するかどうかは、勿論、分からないが、大手企業が仮想通貨支払いを模索している動きはある。

具体的には下記のようなものだ。

  • アマゾンの子会社Amazon Technologies, Inc.が仮想通貨関連のドメインを取得している。
  • スターバックスは、仮想通貨支払いを採用したがっていると言われている。

※Amazon Technologies, Inc.は、昨年10月に「amazonethereum.com」、「amazoncryptocurrency.com」、「amazoncryptocurrencies.com」を登録しているが、その使用目的は発表されていないとのことです。

仮想通貨と連携した仮想クレジットカードに注目

上記のような話題を見ると、仮想通貨支払いが広がっていく未来はそう遠く無いように思う。

そして、割と早い段階で広まっていくのは、仮想通貨と連携する「仮想クレジットカード」では無いかと思っている。

実際、「仮想クレジットカード」は既に存在していて下記の3社が注目を集めている。

Monaco(モナコ)

スイスの会社で、最近ICOで2,500万ドルの資金調達をした。

TenX(テンエックス)

もう一つはシンガポールの会社で、ICOで総額8,000万ドルを集めた。

savedroid(セーブドロイド)

現在ICOの販売中であり、仮想クレジットカードの発売を発表しているフランクフルトの会社。

仮想クレジットカードにも課題は多い。

仮想クレジットカードは、今日でも既にネット通販の支払い方法として使用する事ができる。

しかし、ユーザは買い物をする度に、仮想通貨を法定通貨(フィアット)に交換しなければなら無い為、その都度、手数料がかかり、結果的に支払い金額が高くなってしまう事から、仮想クレジットカードで買い物する人はごくわずかな現状である。

しかし、この問題は、大手販売サイトが仮想通貨支払いを採用すれば、それに合わせて、利便性を向上させる動きが増え、解決に向けて動いていく事だろう。

そして、一般社会がこの新たな支払い方法として仮想通貨を受け入れるべきであるという認識が広がる事だろう。