この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- イスラエルの諜報機関モサドが、仮想通貨分野で最低3年の経験を持つ専門家を募集。
- システムを開発して、工作員への支払いや機器の購入への仮想通貨利用を進める可能性。
- イスラエルではガザ地区を支配するハマスが、仮想通貨を使った資金調達を行っていた。
モサドも仮想通貨を活用へ、仮想通貨専門家を求人
イスラエルの諜報機関であるモサドは、フィンテック分野で最低3年間の経験を持つデジタル通貨の専門家を求人している。
求人ページには、『フィンテック、eコマース、DEF、およびデジタル通貨の業界における深い技術的理解と専門知識』を求めているとの記載があり、システム開発を主導する人材を求めている様子。
dai06
現地ニュースサイトYnetは、モサドが工作員への支払や機器の購入に仮想通貨を活用することに関心があるのではないかと指摘してる。
仮想通貨による取引は迅速かつ足がつきにくいのが特徴で、工作員の”隠密行動”にも役立つのだろう。
dai06
イスラエルを巡っては、パレスチナのガザ地区を支配するハマスがビットコインなどの仮想通貨を使った資金調達を行っていた。たとえば、ハマス傘下の過激派組織が、ソーシャルメディアで仮想通貨を使った資金調達キャンペーンを展開していた。
7月、イスラエル国防省はこの仮想通貨口座を差し押さえたことを発表。ウォレットにはイーサリアムやリップルのほか、ドージコイン、バイナンスコイン、Zキャッシュ、ライトコインなど複数のアルトコインが含まれていたという。
今回のモサドの求人は、こうした動きに対抗する意図もあるのかもしれない。
dai06
ソース元https://jp.cointelegraph.com/news/israel-s-mossad-spy-agency-is-seeking-to-hire-a-crypto-expert