この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 仮想通貨取引口座を転売したとして、詐欺などの疑いで飲食店店員の男が逮捕された。
- 仮想通貨取引口座の転売で、詐欺容疑が適用されたのは全国で初めて。
- 男の容疑は、警察がダークウェブをサイバーパトロールしていた際に発覚した。
ギャンブルの借金返済に、仮想通貨取引口座転売で1万5000円
詐欺などの疑いで逮捕されたのは、静岡県浜松市の飲食店店員、斎藤準哉容疑者(36)です。
警察によりますと、斎藤容疑者は去年10月、他人に譲渡する目的を隠してうその申請で仮想通貨の口座を開設し、現金1万5000円を受け取る代わりに、何者かに口座のパスワードなどの情報を提供した疑いがもたれています。
仮想通貨取引口座の転売で詐欺容疑が適用されたのは初めてのことだという。男はすでに容疑を認めている。
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去年9月、警察が通常ではアクセスできない「ダークウェブ」と呼ばれるウェブサイト上をサイバーパトロールしていた際、斎藤容疑者がクレジットカード情報の不正な販売に関わっている疑いが浮上しました。その後、自宅を家宅捜索した際に、斎藤容疑者が他人に譲渡する目的で仮想通貨の口座を開設していた疑いが強まり、逮捕につながりました。
ダークウェブではさまざまな違法な取引が行われているとされる。
今回のように仮想通貨がらみのものから違法薬物の取引もある。そしてそうした違法取引の基軸通貨として仮想通貨が使われていたりもする。
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警察の調べに対し、斎藤容疑者は「ギャンブルで借金があり、その返済に充てていた」と容疑を認めています。
警察は、斎藤容疑者が他にも複数の仮想通貨の口座を開設し、SNSで知り合った人に違法に売っていたとみて調べています。
こうした事例はまだ氷山の一角かもしれない。
取り締まりが難しいとされていたダークウェブにも、警察の捜査のメスは入ってきているようだ。
dai06
ソース元https://www.nagoyatv.com/news/?id=007397