- コインチェックは、3月24日にマーケットプレイス「Coincheck NFT(β版)」をリリース。
- 決済には13種の通貨が利用可能で、ゲーム内のアイテムの交換などに用いることができる。
- コインチェックの口座でNFTの出品・交換・保管が可能で、出品・購入のネットワーク手数料は無料。
注目集めるNFT市場、コインチェックもマーケットプレイス展開へ
コインチェックは、ブロックチェーン上のデジタルアイテムであるNFTを取引するマーケットプレイス「Coincheck NFT(β版)」を2021年3月24日に開始する。
急成長を遂げているNFT市場にコインチェックも参入へ。
コインチェックで取り扱っている、BTC、ETH、LSK、XRP、XEM、LTC、BCH、MONA、XLM、QTUM、BAT、IOST、ENJの13種類をNFTと交換できるという。
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NFTは「Non Fungible Token(ノンファンジブルトークン)」の略称で、固有の価値を証明できるデジタルアイテム。ブロックチェーンゲームのアイテムの交換などに用いられるほか、アート作品の所有権の証明や、スポーツクラブのファンコミュニティ形成の手段などとして注目を集めている。
コインチェックは2020年8月にマーケットプレイスの立ち上げを表明。そこから6つのNFT発行体と連携しつつ、サービスのリリースに向けて動いてきたという。
対象が幅広いNFTということで、今後はゲーム以外にも、アート、アニメ、マンガ、音楽などの分野のNFTの取り扱いも目指すそうだ。
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「Coincheck NFT(β版)」は、従来のNFT取引において課題とされていた、ネットワーク手数料(Gas代)の高騰や複数のサービスを介す取引方法などの課題を解決したオフチェーン(ブロックチェーン上に直接記録されない取引方法)のNFTマーケットプレイスで、Coincheckの口座を持つ人はNFTの出品・購入・保管が可能。出品・購入にかかるネットワーク手数料(Gas代)は無料となる。
NFT市場の拡大とNFTによる新たなエコシステムの創出を目指すというコインチェック。
国内のNFT市場を牽引する存在となるのだろうか。
dai06
ソース元https://moneyzine.jp/article/detail/217982