- 最大級となる10億ドル(約1050億円相当)のビットコインの移動が起こった。
- 多額のビットコインを持つ”クジラ”の数は、10月25日時点で2231となり過去最多。
- ビットコイン価格が一定水準を維持するなか、今後もクジラの移動・数の増加が起こる可能性がある。
ビットコイン注目でクジラも動く?移動も増加も発生中
新型コロナウイルスの欧米での感染拡大を受けてダウ平均株価が600ドル安になる中、仮想通貨(暗号資産)ビットコイン(BTC)は1万3000ドル台での取引をキープしている。そんな中、10億ドル(約1050億円)相当のビットコインがあるウォレットから移動した。
世界中に大きな混乱を招いている新型コロナウイルス感染症。この未曾有の事態のさなか、ビットコインへの注目が高まっている。
ビットコインのオンチェーンデータによれば、8万8857BTC(約1200億円)の移動があったという。送信元のウォレット名は「Xapo Bitcoin」とのこと。
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コインベース ・カストディは2019年にザポ(Xapo)の法人向け仮想通貨カストディ(保管)事業を5500万ドル(約58億円)で買収。今回のビットコインの移動は米国の取引所からだった可能性もある。
法定通貨建てでみると今回のクジラ(大口保有者)による送金は過去最大級だ。
ビットコイン業界の動きは活発化することで、クジラの動きも大きくなっている。
なお、ビットコイン建てでの最大の移動は、2011年11月にマウントゴックスが送金した55BTCと言われており、現在の価格にすると70億ドル以上の計算に。
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強気相場の再開を受けてビットコインのクジラの数が過去最高を記録した。10月20日に少なくとも1000BTC(約1億3000万円)を保有するアドレスは1278個。10月25日までには2231個まで上ったことがグラスノードの統計から明らかになった。
ビットコインのクジラは動くだけでなく、数を増やしてもいる。
アドレスは複数所持できることから、アドレス数が企業・個人の数とイコールにはならない。とはいえ、ビットコインの価値を多くの企業・個人が認めていることにはなるはずだ。
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ソース元https://jp.cointelegraph.com/news/whale-alert-crypto-user-moves-1-1b-in-bitcoin