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イラン大統領がイスラム仮想通貨発行提唱、米経済制裁に対抗か

この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
  1. イランのハサン・ロウハニ大統領が「イスラム仮想通貨」の発行を提唱。
  2. アメリカによる経済制裁を「横暴な覇権といじめに用いられる主要な道具」と批判。
  3. イスラム諸国独自の銀行・金融システムを構築することで、米ドル依存脱却を呼びかけた。

イスラム諸国のために…!仮想通貨で米ドルに対抗

イランのロウハニ大統領が米国からの経済制裁に対抗するために「イスラム仮想通貨」の発行を提唱した。

ロウハニ大統領は2013年8月からイランの第7代大統領をつとめる人物。同年にはアメリカのバラク・オバマ大統領と電話会談、2014年にはイギリスのキャメロン首相と会談。

イラン革命後の大統領のなかでも、比較的に欧米との関わりをもってきた人物かもしれない。

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マレーシアで開かれたイスラム教のカンファレンスで講演したロウハニ大統領は、金融と貿易の分野でイスラム教の国家がつながりを深めて米ドル依存体制から脱却する必要性があると主張。

このカンファレンスでアメリカの経済制裁についても厳しく批判。現状を好ましく思っていないことは明らかだ。

カンファレンスにはカタールにトルコ、マレーシアなどが参加。サウジアラビアやパキスタンは参加を辞退したようだ。

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マレーシアのモハマド首相はロウハニ大統領の提案に賛成。「自分たちの通貨を使うか共通の使うかのどちらかだ」と述べた。

今年7月、イラン政府は仮想通貨マイニングを商業行為として正式に承認したと報じられた。

イスラム諸国は米ドルの対抗手段として、仮想通貨を本格的に運用し始めるのかもしれない。

各国がどこまで足並みをそろえられるかは不明だが、テクノロジーが彼らの対立構造を煽るような形にならないことを祈りたい。

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ソース元https://jp.cointelegraph.com/news/iran-wants-to-create-crypto-to-confront-economic-hegemony-of-us