- 作家の竹田恒泰氏が代表を務めるエクスコインと外貨両替所のエクスチェンジャーズがステーブルコインの発行計画を発表。
- 名前は「xcoin(エクスコイン)」で、両替所で使える156種類の通貨に対応して発行される。
- 竹田氏は「よその国が出した物を使うのか、日本の会社が出したものを使うのか。大きな違いがある」とコメント。
竹田恒泰氏、日本企業のステーブルコイン使用を呼びかける
作家の竹田恒泰氏が代表を務める「エクスコイン」(日本法人)と外貨両替所「エクスチェンジャーズ」は11日、法定通貨を価値の裏付けとして持つ日本発の暗号資産(仮想通貨)「xcoin(エクスコイン)」を発行すると発表した。
エクスチェンジャーズは全国に20近い事務所をかまえ、外貨両替やコンサルティング、外貨決済支援などを行っている。
記者会見前には『メディア関係者を招待します。参加を希望する方はDM下さい。期間限定で開放しておきます、』とのTwitter投稿もあり、リリースを広く伝えたいねらいがあったようだ。
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エクスコインは日本円や米ドル、ユーロなど各国通貨と1対1で交換される。受け取った法定通貨は全額保管して裏付け資産とし、仮想通貨の弱点である急激な価格変動を防ぐ。交換時の手数料や保管資産の運用益などが運営側の収入になる。
竹田氏のTwitter投稿によれば、『技術面については、セキュリティの観点から言えないことも多く、歯痒い思いがしています。今後、語れる部分は示していきたいと思います。』とのこと。
ステーブルコインは国だけでなく企業も発行を検討するものになりつつある。日銀の黒田総裁はステーブルコインに慎重な姿勢を見せているが、果たして…。
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竹田氏はリブラなどを念頭に、今後はステーブルコインの利用が各地で広がると指摘。「よその国が出した物を使うのか、日本の会社が出したものを使うのか。大きな違いがある」と述べ、利用を呼びかけた。
竹田氏が語るように、ステーブルコインは法定通貨に裏付けられる仮想通貨だ。その恩恵にあやかろうと、開発を急ぐ国は少なくない。
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ソース元https://www.sankei.com/economy/news/191211/ecn1912110012-n1.html