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日銀黒田総裁デジタル円に否定的、しかし「調査は続ける」

この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
  1. 日銀の黒田総裁が参議院財政金融委員会の質疑応答で、デジタル円に否定的な考えを示した。
  2. 黒田総裁はグローバルな金融リスクに懸念があるとし、十分な組織体制がなければ発行すべきでないとした。
  3. その一方で将来の必要性に備え、調査を続けることも認めた。

可能性・必要性は考慮?黒田総裁はデジタル円にコメント

日銀の黒田東彦総裁は19日、参議院財政金融委員会で質問に答え、現時点ではデジタル通貨を発行する予定はないと発言した。一方で将来必要性が高まる可能性に備えて、調査を続けるとしている。

世界のあちこちで発行の計画があがっているステーブルコイン。”デジタル円”の発行についても気になっている人は多かったはずだ。

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ステーブルコインについてはグローバルに進んだ場合に金融政策に影響を与える点が懸念されると発言。リスク管理などの十分な組織体制がなければ発行すべきでないとした。

ステーブルコインの一番の懸念点はこれだ。

顧客のプライバシーが守れるかどうかや、取り付け騒ぎ発生の恐れもある。

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内外の当局者と協力し、リスクについて検証していくという。黒田総裁はこれまでにも日銀がデジタル通貨を発行する可能性については「具体的に検討しているわけではない」と否定的なコメントをしている。

発行はまだ実現的ではないが、ステーブルコインがもたらす可能性・必要性については議論が続くようだ。

麻生太郎財務相もステーブルコインがもたらす革新性について、肯定的な意見と否定的な意見の両方を持っている。

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ソース元https://jp.cointelegraph.com/news/kuroda-continue-to-research-on-digital-currency