目次
「LoyalCoin(ロイヤルコイン)」は仮想通貨NEMをベースに開発された仮想通貨です。
顧客ロイヤリティサービスの改善を目的に、フィリピンの企業AppSolutely社が開発・運営を行っています。
「LoyalCoin(ロイヤルコイン)」の概要
通貨名/通貨単位 | LoyalCoin/LYL |
公開日 | 2017年9月 |
最大発行数 | 9,000,000,000 LYL |
ホワイトペーパー | – |
公式サイト | https://loyalwallet.io/ |
公式ツイッター | https://twitter.com/loyalcoin?lang=ja |
公式テレグラム | – |
購入可能取引所 | Kryptono,ProBit Exchange |
「LoyalCoin(ロイヤルコイン)」は顧客ロイヤリティにおける問題を解決し、ポイントサービスをもっと利用しやすい環境にするためのプロジェクトです。
ブロックチェーン技術とポイントサービスを組み合わせ、お店ごとに定められたポイントを一括でまとめることが可能になります。
これが浸透すれば店ごとに決まったポイントカードを持つ必要が無くなり、小売業者、消費者の両者にメリットをもたらすことができます。
専用アプリのリリースの他、各分野のショッピングサービスなどとパートナー契約を結んでおり、今後に期待されるプロジェクトです。
「LoyalCoin(ロイヤルコイン)」の特徴
ブロックチェーンを利用したポイント管理サービス
「LoyalCoin」は、ブロックチェーン技術を用いて様々なポイントを一括にまとめることができるプロジェクトです。
提携したサービスや小売業者のポイントを仮想通貨である「LoyalCoin」に置き換えることで、専用の特典と交換する事が出来たり、提携しているサービスで利用することが可能になります。
ポイントと違い価格変動を起こす可能性があるため常に一定の価値を保つポイントサービスとは性質的に異なるものの、プラットフォーム毎の障壁を取り除いたり、管理を簡単にするユーザビリティを向上させることができます。
また、提携する小売業者やサービス提供者などにもマーケティングの面で下記のようなメリットがあります。
・利用客の購買動向・年齢・性別層など知ることができる。
・類似サービスの利用客へアプローチができる。
企業側は利用するために契約金・毎月の手数料などを支払う必要があります。
しかし利用客層を知れば、今後のマーケティングなどに役立てることが可能になり、これらのコストは従来の調査機関を利用するよりも低コストでで収まります。
両者にメリットをもたらす
「LoyalCoin」は小売業者と消費者どちらにもメリットがあるプロジェクトです。
ー業者側のメリットー
・ポイント機能による顧客管理/マーケティング
・決済利用も可能になり、新しい層の顧客をみこめる
・導入・運用が簡単
・キャンペーンやイベントなどでの特典に利用する事が出来る
業者側のメリットは、前述したマーケティングの他に顧客管理が容易になるという点が挙げられます。
また、「LoyalCoin」を仲介として間接的に他業種の企業とパートナーシップを結ぶことができるのも大きな利点です。
ー消費者のメリットー
・ポイントと違い、送金が可能で有効期限が無い
・提携店の利用
・QRコードなどで利用が簡単
・ブロックチェーンにより非常に安全な管理が可能
ポイントサービスと違い送金が可能なため、別の仮想通貨や法定通貨に換金する事が出来ます。
またポイントカードのように紛失などの心配がなく、ブロックチェーンにより改ざんや盗難のリスクも非常に低いです。
「LoyalCoin(ロイヤルコイン)」まとめ
今回は顧客ロイヤリティサービスを改善する「LoyalCoin」プロジェクトについて詳しくご紹介してきました。
今後どのように展開していくのかはまだまだ未知数ですが、日本市場にも是非参入してほしいですね。
興味のある方は是非チェックしてみてください!