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「CommerceBlock(コマースブロック)」は分散型の金融インフラを構築するパブリックチェーンプロジェクトです。
「CommerceBlock(コマースブロック)」の概要
通貨名/通貨単位 | CommerceBlock/CBT |
公開日 | 2017年2月 |
最大発行数 | 743,256,686 CBT |
ホワイトペーパー | – |
公式サイト | https://www.commerceblock.com/ |
公式ツイッター | https://twitter.com/commerceblock |
公式テレグラム | https://t.me/CommerceBlock |
購入可能取引所 | Mercatox,Ethfinex,IDEX |
「CommerceBlock(コマースブロック)」はブロックチェーン技術を使って分散型の金融インフラを構築するためのプロジェクトです。
パブリックチェーンベースのインフラストラクチャによって、トークン化された資産や証券の配布、交換、保管を自由に行うことが可能になります。
パブリックチェーンの持つ高いセキュリティ性能と、サイドチェーン運用によるスケーラブルなシステム作りによって、より利用しやすい仮想通貨を目指します。
まだまだ取り扱っている取引所が多くないこともあり情報も少ないのですが、今回は可能なかぎり「CommerceBlock」についてまとめてみたいと思います。
「CommerceBlock(コマースブロック)」の特徴
パブリックチェーンベースのインフラストラクチャ
パブリックチェーンとは、誰でも自由に参加することができるブロックチェーンです。
簡単にその特徴をまとめると、下記のようなものが挙げられます。
・管理者を必要としない
・透明性が高く、公共性を維持する
・ルールが存在し、それを変更するためにはノードの合意を得る必要がある
パブリックチェーンで行われるデ―タのやり取りは、デバイスを直接繋ぐP2Pネットワークにより管理されています。
仲介者がいなくても正しく動作するため、管理者を必要とせず、常に高い透明性と公共性を担保しています。
パブリックチェーンごとにルールが存在し、そのルールを変更するためには正当性のある変更理由を挙げ、他のノードからの合意を得る必要があります。
「CommerceBlock」はこのパブリックチェーンを用いて分散型のインフラストラクチャを構築することで、利用者が安心して資産の管理を行える環境を整えるプロジェクトです。
金融インフラの進化を促進する
「CommerceBlock」を利用すれば、資産と証券をトークン化することが可能になります。
トークン化された資産は、特定のプラットフォームや取引所に縛られず取引が可能になり、より流動性を高める事が出来ます。
パブリックチェーンには高い不変性と悪質な第三者が入り込めない高いセキュリティ性能があるため、これらの資産の安全性はチェーンの信頼性の上で常に担保されています。
この高い安全性に加えトランザクション性能も高いので、国をまたいだ取引でもシームレスなやり取りを行うことができ、国ごとの規制機能に準拠した形でそれらを提供し金融インフラの進化を促進します。
MainStay
「CommerceBlock」では過去のデータなどから特定のデータ設定などを見て承認を行う「MainStay」と呼ばれる機能がついています。
これはただ認証を実行するためのプロトコルではなく、なんらかのトラブルが発生した場合や過去のデータを復旧したい時などに使用されたりもします。
この「MainStay」はビットコインなどで利用されているProof of Work(PoW)ブロックチェーンの不変性によって保たれています。
基礎となるブロックチェーンに繋がっているトランザクションデータから、分岐する前の履歴を全て追跡することが可能になっており、これらもまた全て閲覧可能になっています。
「CommerceBlock(コマースブロック)」まとめ
今回はブロックチェーン技術を使って分散型金融インフラストラクチャを構築する「CommerceBlock」プロジェクトをご紹介してきました。
開発チームはビットコインエコシステムに詳しい専門家が多いようで、ビットコインとの類似性も多々あります。
今後どのようにプロジェクトが進展していくのか、非常に興味深いですね。