この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- ビットフィネックスは巨額の損失をテザーで補填したことで、NY州の司法長官から訴追されている。
- 26日、ビットフィネックスはこの訴追に反論する声明を発表。その直後コールドウォレットから資金を引き出した。
- 引き出された仮想通貨は、1万7250BTC(約100億円)と63万3300ETH(約111億円)。
訴追されたビットフィネックス、反論したのち約200億円引き出す
巨額損失をテザーで補填したなどとしてニューヨーク州の司法長官に訴追されたビットフィネックスが、26日午後、訴追に対する反論声明を出した直後、自社のウォレットから巨額仮想通貨を引き出したようだ。
ビットフィネックスはNY州へ「間違った認識で欠陥ばかりの文書。悪意をもって書かれている」と強い口調で反論声明を出した。
dai06
自社のビットコインのコールドウォレット(オフライン上のウォレット)から1万7250BTC(約100億円)もの資金を引き出した。
(中略)
また、ビットフィネックスのイーサリアムのコールドウォレットから63万3300ETH(約111億円)も引き出されたそうだ。
総額200億円以上の仮想通貨を引き出し、ビットフィネックスは問題の対処にあたっているのかもしれない。
なお、ビットフィネックスが所有するBTCとETHのうち、20%が引き出された計算になるという。
dai06
提携先でパナマに拠点を持つ決済サービス企業クリプト・キャピタルで生じた8億5100万ドル(約953億円)もの損失補填の為、7億ドル(約784億円)のテザーを使っていたという。
NY州とビットフィネックスの問題は未だ解決の糸口が見えない…。
訴追後にビットフィネックスは再び大きな動きをみせ、両者の言い分は平行線をたどったままだ。
dai06
ソース元https://jp.cointelegraph.com/news/bitfinex-cold-wallet-drained-of-89-million-as-users-signal-exodus-over-legal-debacle