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「Unobtanium(アンオブテニアム)」は希少性によって普遍的な価値を維持する仮想通貨です。
その供給量を常に制限することで、金のように高い希少性を維持し続けます。
「Unobtanium(アンオブテニアム)」の概要
通貨名/通貨単位 | Unobtanium/UNO |
公開日 | 2013年10月18日 |
発行数 | 250,000 UNO |
ホワイトペーパー | ー |
公式サイト | http://unobtanium.uno/ |
公式ツイッター | https://twitter.com/unobtanium_uno |
購入可能取引所 | Cryptopia,Ccex,Bleutrade,Coin exchange |
「Unobtanium(アンオブテニアム)」は、常に希少性を維持する仮想通貨です。
低インフレと希少性の高さで常に通貨の価格を維持し、保有者に利益をもたらします。
通貨の発行量を抑えて希少性を維持する仮想通貨ですが、公正な配給という意味でも価値のある通貨です。
「Unobtanium」は事前にマイニングなどがされずに公開されているため、後発マイナーでもマイニングで利益を出しやすいというメリットがあります。
計算によると30年間ですべて採掘されるように設計されており、その後は追加で発行されることはありません。
2013年公開と比較的古いプロジェクトであるものの、利用者同士のコミュニティが活発で、現在もSNSを中心に様々な議論が行われています。
「Unobtanium(アンオブテニアム)」の特徴
発行数を抑えることで、希少性を維持する
「Unobtanium」は金などと同じく、高い希少性を維持して価格を高い状態に保つことが目的の仮想通貨です。
公開後は投資利用としての価値が見込まれて、各種メディアで数多く取り上げられていました。
仮想通貨をただのデータではなく、現物資産のように価値のあるものにしようと考えられて作られており、一時期は「金の仮想通貨」とも呼ばれていました。
数が少ないため取引量こそ少なく見えますが、投資家からは未だに人気の高い通貨です。
開発者チーム
「Unobtanium」の開発を行っているのは、投資家として有名な著名人やブロックチェーンの専門家を含む少人数チームです。
・Bryce Weiner氏(開発リーダー)
・Blazr2氏(創設者)
・FallingKnife氏(コミュニティマネージャー)
・Learminer氏(ウェブマネージャー)
中には「Unobtanium」コミュニティのボランティアで参加していた元投資家の名前もあり、積極的に非中央集権的なプラットフォームにしようとする試みを行っています。
特に人事は外部の人間を中心に結成されたチームが複数存在し、開発チームのリーダーを務めるBryce Weiner氏は、ブロックチェーン技術の専門家としても知られており、彼ももともとは「Unobtanium」の一投資家でしかありませんでした。
投資先として見ると…
「Unobtanium」を投資先として見ると、後発組のメリットが非常に薄いプロジェクトではあります。
これは公開当時から議論がなされており、事実取引されるスピードがここ数年でどんどん衰えています。
「Unobtanium」の発行量は非常に少なく、その分常に高い価値を維持します。
逆に言えば、後発組は高くなった価格でしか「Unobtanium」の購入ができず、取引量が増えるほど投資先としての旨味が減っていくからです。
通貨としての利用方法もないので、ある程度流動性が高まらなければいけないジレンマがあります。
「Unobtanium(アンオブテニアム)」まとめ
今回は希少性を維持する「Unobtanium」をご紹介しました。
投資先として利用される仮想通貨ではあるのですが、購入するタイミングが難しい通貨でもあります。
おそらく今後は通貨の価格が上がらない時期が長くなり、何かのきっかけで売り注文が殺到、下落の流れになるでしょう。
運営もそれも見越しているようで、数年おきにそのような価格変動おこることが理想とも言っています。
購入するのであれば、流通量と過去の値動きに注目して情報収集してみてください。