この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- カナダの大手仮想通貨取引所QuadrigaCXのCEOが死亡。
- 彼はコールドウォレット等の管理を1人で行っており、彼がいない今アクセスする手段が失われた。約2億ドル(約220億円)分の仮想通貨が宙吊り状態に。
- CEOの夫人もパスワードを知らず、彼の携帯電話やPCからも記録は見つかっていない。
クアドリガのCEOが死亡、仮想通貨へのアクセス手段失われる…
クアドリガ創業者のジェラルド・コットン最高経営責任者(CEO)が昨年12月9日にインドでクローン病の合併症で死亡し、仮想通貨出し入れのための鍵を保存するアプリケーションへのアクセスが失われたようだからだ。
ジェラルド・コットン氏はインドで亡くなったとのこと。彼の死は大変残念だ。
そして彼の急死は取引所に思わぬ混乱をもたらしてしまった…。。
dai06
資金と仮想通貨の扱いと会社の金融・会計面を全て1人で管理し、ハッキングを避けるため、仮想通貨の大半を「コールドウォレット」と呼ばれるオフライン管理に移していた。
仮想通貨の流出が問題になるなか、コールドウォレットは安全だとされてきた。しかし、コットン氏はセキュリティを重視するあまり、1人でそれらの管理を行っていた。彼の夫人もパスワードを知らず、会社にも記録はなかった。
死は予測できるものではない。しかし、終活をしておくことはできる。現代ではこうしたデジタル上の資産やその情報を遺族に残すことも考えなくてはならない…。
dai06
クアドリガの取締役らは同社ウェブサイトに1月31日掲載した通知で、ノバスコシア州の裁判所に資産保全の申し立てをしたと発表。
クアドリガはコールドウォレットへのアクセス手段を模索中。なお、マルチシグネチャをクアドリガは導入していないことも明らかになった。
アメリカの仮想通貨取引所Krakenのジェシー・パウエル氏は、今回の問題について「奇怪で信じがたいこと」とした。
dai06
ソース元https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-02-05/PMFEUD6S972901