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各国に迫る北のサイバー攻撃、北が狙うは11億ドルの資金か

この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
  1. 北朝鮮のハッカー集団が世界中の金融機関に”積極的な”サイバー攻撃を仕掛けているという報告が発表。
  2. 「APT38」と呼ばれるハッカー集団が、これまでに11の国と16の地域にある機関を攻撃。11億ドルもの資金が標的に。
  3. ハッカー集団はランサムウェアに感染させたり、仮想通貨の交換にハッキングなどを行ったりすることで資金を得ている。

財政難の北朝鮮、ハッカー集団で外貨獲得か

サイバーセキュリティー企業のファイヤーアイは3日、北朝鮮政府がハッカー集団に指令を下して世界中の金融機関にサイバー攻撃を仕掛けているとする報告を公表した。これまで標的とされた資金の総額は11億ドルを超え、「非常に積極的な」攻撃が行われているという。

以前から北のハッカー集団に関してはその驚異が報じられていたが、今回のファイアーアイによってその詳細が明らかになってきた。

同社は世界中の情報流出事件などに関しても情報発信を行っている会社だ。

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複数の機関を狙って同時に攻撃が行われることもあり、「豊富な人的資源を用いて大規模かつ頻繁に活動している」実態がうかがえるという。

APT38のサイバー攻撃で不正に引き出された資金は、2014年以降で1億ドルを超えるとみられる。

ハッカー集団は標的にするだけでなく実際に攻撃を行い、確かに資金を得てきた。

「北朝鮮にそんな技術があるのか?」と思われる方も多いだろうが、その技術は世界レベルだという。米メディアのvoxは「北朝鮮は他国の情報を破壊できるサイバー能力を持つ7カ国の1つ」とも…。※ほかには米国、ロシア、中国、イランなど。

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同財団の上級顧問は、今後北朝鮮がこうしたサイバー攻撃によって米国経済に打撃を与える恐れもあると警鐘を鳴らす。

米司法省は先月、米ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントを標的とした14年のサイバー攻撃などを実行した容疑で、北朝鮮国籍のハッカー1人を起訴している。

手を取り合うかにも見える米国と北朝鮮。しかし、その裏では様々な攻防戦があるようだ…。

中国との貿易戦争も紛糾するなか、米国はどのように自国の経済を守るのだろうか。

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ソース元https://www.cnn.co.jp/tech/35126557.html