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「Veritaseum(ヴェリタシアム)」は2017年4月に公開された金融プラットフォームです。
個人・法人どちらでも対応することができ、わかりやすくなおかつ手軽な金融サービスの提供を目指しています。
「Veritaseum(ヴェリタシアム)」の概要
通貨名/通貨単位 | Veritaseum(VERI) |
公開日 | 2017年4月25日 |
発行数 | 100,000,000 VERI |
ホワイトペーパー | ー |
公式サイト | http://veritas.veritaseum.com/ |
公式ツイッター | https://twitter.com/ReggieMiddleton |
購入可能取引所 | Mercatox,Fatbtc,EtherDelta (ForkDelta),HitBTC,LATOKEN,Tokenomy |
「Veritaseum(ヴェリタシアム)」は個人・法人どちらにも対応した金融プラットフォームと、そこで使われる仮想通貨の名称です。
スマートコントラクトを用いて自動的に契約を実行することができ、金融や専門書類を扱える第三者がいなくても正しい契約と取引が行うことができます。
また投機・投資・ヘッジなどの専門的な知識が必要な契約も自動で行うことが可能で、完全な分散型の金融サービスとして機能しています。
法人は主に銀行などでの利用を目的に設計されており、従来の中央集権的なレガシーシステムになり替わる新しい技術として公式は提案しています。
もし「Veritaseum」の提案する契約形態が普及すれば、簡単にお金を動かすことが可能になり、あらゆるビジネスが年齢や国籍などの制限を受けずに発生する可能性を秘めています。
仮想通貨銀行として利用することができる
「Veritaseum」はプラットフォーム上で顧客の資産を預かるのではなく、利用者それぞれのデバイスにウォレットを配布することで非中央集権的な資産管理を行っています。
「Veritaseum」の役割はそのウォレットの開発と配布、プラットフォーム上でP2Pを繋ぐサーバーとしての役割しかなく、利用者はそれぞれが個別の銀行を持っているようなイメージです。
公式は「Veritaseum」を利用すれば金融サービス業界の規制をもっとユーザーライクなものにできると考えており、分散化された自律ウォレットシステムと独自システムによって新たなレガシーシステムになろうとしています。
「Veritaseum(ヴェリタシアム)」の特徴
仲介者を必要としない金融取引が可能
「Veritaseum」プラットフォームを利用すれば、ユーザーは中央集権的な仲介者を必要とせず、直接取引を実行することができます。
実際には仲介となるサーバーが必要になりますが、取引自体はどこにも記録されることのない「Peer 2 Peer(P2P)」で実行されます。
実は仲介者を介する取引よりもより軽い取引が可能になり、将来的にはP2Pシステムを利用した取引は70%に達すると言われています。
完全自律型の資産管理
銀行などの資産を管理する機関のほとんどは、現在他律性の資産管理を行っています。
これらは保管庫やウォレットが、何かしらの影響(管理システムや運営者)で動いているもので、セキュリティなども外部に委ねています。
「Veritaseum」のプラットフォーム上では、誰も自分以外の資産に触れることはできず、完全にそれぞれが自律的に資産を保管しています。
それぞれが高いセキュリティを持っているので、システムは利用者のデバイスに常駐する形で機能しており、独立したオンラインウォレットとして使うことができます。
「Veritaseum(ヴェリタシアム)」まとめ
今回は自律した仮想通貨銀行として機能するプラットフォーム「Veritaseum」をご紹介してきました。
プロジェクトとしての人気はなかなかに高いですが、トークンにその人気が反映されていないのが投資家としては悩ましい部分。
今後プラットフォームの知名度が高まり、サービスが発展することを期待しています。