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「Dynamic Trading Rights(ダイナミックトレーディングライツ)」仮想通貨取引所「tokens(トークンズ)」の手数料になる仮想通貨!

この記事は、湯本さんから寄稿頂きました。

「Dynamic Trading Rights(ダイナミックトレーディングライツ)」は、仮想通貨取引所で手数料の支払いに利用されるイーサリアムベースの仮想通貨です。
定期的にトークンが破棄されるように設計されており、価格の乱高下を防げるようになっています。

「Dynamic Trading Rights(ダイナミックトレーディングライツ)」の概要

通貨名/通貨単位Dynamic Trading Rights/DTR
公開日2017年9月7日
発行数3,749,017,772 DTR
ホワイトペーパー
公式サイトhttps://www.tokens.net/
公式ツイッターhttps://twitter.com/TokensNet
購入可能取引所Livecoin,HitBTC

「Dynamic Trading Rights(ダイナミックトレーディングライツ)」は仮想通貨取引所「tokens(トークンズ)」の手数料支払いに利用される仮想通貨です。
イーサリアムのブロックチェーン上で動作するトークンであり、定期的にトークン自体が破棄される仕組みになっていて、価格が大きな変動を起こしません。

現在、多くの仮想通貨取引所は特定の企業が設立した中央集権的な運営がなされている場合が多いですよね。
2018年の頭には、日本の仮想通貨取引所コインチェックから大量の仮想通貨が流出し、中央集権的な取引所を改めて見直していこうという流れが業界に広がりました。

「Dynamic Trading Rights」はそういった取引環境を変えるために開発された経緯を持ち、より信頼性・安全性が高い取引所を利用者に提供しようとしています。
保有者にはトークンや取引所の今後を決める投票権が与えられ、その結果に準じて方向性を決定するなど、可能な限り公平なプラットフォームになるよう努めています。

「Dynamic Trading Rights(ダイナミックトレーディングライツ)」の特徴

取引所「tokens(トークンズ)」の手数料支払いに使われる

「Dynamic Trading Rights」は、仮想通貨取引所「tokens」の取引手数料として使われることを目的にした仮想通貨です。

「tokens」では「Dynamic Trading Rights」を基軸通貨の一つとしても採用しており、ビットコインやイーサリアム、米ドルと同じように通貨の交換に用いることが出来ます。

現状、「Dynamic Trading Rights」で交換できるのはDTR / ETH、DTR / USDT、DTR / BTCの三種のみで、銘柄は将来的に増やしていくとしています。

「tokens」はツイッターのアカウントなどをベースにアカウント作成が可能で、プラットフォーム上でウォレットの管理も行えます。
「tokens」内で行われた手数料は「Dynamic Trading Rights」で支払われるため、手数料が足りなくなったときに別の取引所から対応通貨を引っ張ってくる必要もありません。

定期的に破棄されるトークン

「Dynamic Trading Rights」は定期的にトークン自体を破棄することで、安定した価格で手数料の支払いが出来るようになっています。

仮想通貨は持っている人が増えると価格がどんどん上がってしまい、支払い方法として利用するにはまだまだ安定しているとは言えません。
「Dynamic Trading Rights」のように明確な利用法がある仮想通貨にとって、価格が不安定なのはデメリットでしかないため、開発段階からこの仕組みが提案されていました。

定期的と言っているものの、その日程は具体的に決まっているわけではなく、破棄される前に保有者へ「Destruction Events(破棄イベント)」として事前の告知がされます。
この記事を執筆している現在(2018年12月)では、「Destruction Events」は2018年12月1日に開催された一回のみで、433,140DTRが破棄されました。

破壊イベントでは公式サイト内にあるページで誰でも追跡することが可能です。

▼tokens-「Dynamic Trading Rights Destruction Events」

https://www.tokens.net/destruction-events/

投資先としては向かない

「Dynamic Trading Rights」はあくまで取引所「tokens」の手数料支払いに利用される仮想通貨です。
定期的に破棄されているのでそもそも長期的な保有が不可能で、価格も大きく変動しません。

最近になって取引量が増えて仮想通貨取引量ランキングでも名前を見るようになりましたが、決して投資対象となる通貨ではないので外部で購入する人は注意してください。

「Dynamic Trading Rights(ダイナミックトレーディングライツ)」まとめ

今回は取引所「tokens」の手数料支払いに利用される仮想通貨「Dynamic Trading Rights」をご紹介しましたがいかがだったでしょうか?
価格として安定しているのは魅力的ですが、投資対象となる通貨ではありません。

その影響もあってか、この通貨の情報は日本語ベースのサイトなどでもほとんど公開されていません。
まだまだ発展性のありそうな通貨ではあるので、追加情報が届きしだい情報を発信したいと思います。