ブロックチェーン技術を使ったゲームはたくさんありますが、そのシステムや仮想通貨決済などが評価される作品が多い中、純粋にゲームの面白さで評価されているものもあります。
トレーディングカードゲーム(TCG)である「NovaBlitz(ノヴァブリッツ)」もその一つで、TCGが好きな海外ゲーマー達から高い評価を得ています。
今回はそんな「NovaBlitz」に焦点をあててご紹介していきたいと思います。
「NovaBlitz(ノヴァブリッツ)」の概要
Steamによる「NovaBlitz」のトレーラー
公式サイト:https://store.steampowered.com/app/388370/Nova_Blitz/
「NovaBlitz」はNTVという専用トークンで遊べるブロックチェーンゲームです。
TCGと呼ばれるジャンルのカードゲームで、自分でデッキを構築することで幅広い戦略性が求められます。
実際に仮想通貨が稼げるだけでなく、デザイン性に優れカードゲームとしても非常にクオリティが高いです。
「Magic:The Gathering(マジック・ザ・ギャザリング)」や「Marvel and DC」など、海外ではTCGがゲームジャンルとして爆発的な人気があります。
日本で制作された「ポケモンカード」や「遊戯王」なども人気がでるという傾向があり、それだけTCGに対する関心が強いんですね。
ブロックチェーンゲームの一つの案として戦略性の高いTCGが登場するのも当然の流れだったと思います。
もともとはブロックチェーンゲームを支援する仮想通貨NovaToken(ノヴァトークン)のICOによって生まれたカードゲームで、カードの購入や交換に仮想通貨を用いることを前提に作られています。
しかしNovaToken自体は「NovaBlitz」以外のカードゲームにも利用することが可能で、幅広い需要が期待できることから投資先としても人気です。
「NovaBlitz」のゲーム内容
ゲームの世界観
「NovaBlitz」の世界観は非常に幅広いといわれています。
ドワーフやゴブリンなど「ロード・オブ・ザ・リング」のような王道ファンタジーのキャラクターから、魔法を使う機械やレーザーガンを持った兵士なども登場し、海外ゲーマーの好きな要素をふんだんに取り入れています。
使うキャラクターや派閥によって得意とする戦略が異なり、ゲームの世界観を生かしたプレイングも可能です。
ゲームルール
「NovaBlitz」はキャラクターを召喚して相手のHPを削っていくカードゲームですが、特徴的なのは同時に支持をだすという点です。
通常TCGはターン性と呼ばれる方式が一般的で、交互に自分の手持ちのカードを召喚したり、魔法を仕掛けていきます。
しかし「NovaBlitz」は、自分と相手が同じタイミングでカードに指示を出していきます。
そのためより緊張感がある勝負が可能で、相手の攻撃に対抗する柔軟な戦略性が求められます。
「ここで攻撃を仕掛けたら守られるかもしれない」
「さっき魔法を仕掛けてきたから、今度もこっちも魔法をしかける」
など、プレイヤーが思考して戦略を発想し、戦っていきます。
メイン対戦以外にもコンテンツが豊富
「NovaBlitz」は実際のカード対戦だけでなく、将来的に実装されるものも含めて様々なコンテンツを展開しています。
LEADERBOARD(リーダーボード)
リーダーボードは対戦によって得られたポイントを競いあういわゆるランキングシステムです。
上位50位になるとボードに記載され、今後はランキング上位者には報酬が支払われるということです。
1バトルにつき勝利すると10ポイントが付与され、現在のランキング上位は2万ポイント以上が平均であることを考えると非常に長い道のりですね。
Draft(ドラフト)
通常60枚ほどでデッキを組む「NovaBlitz」ですが、Draftでは30枚以下のデッキを組み勝率を競っていきます。
当然ゲームスピードは通常よりも早くなりますが、その分ミスしたときに取り戻すことも難しくなります。
Chat機能
プレイヤーと情報交換をしたり、実際のバトルの約束をするチャット機能です。
現在日本語での入力は不可能で、基本的には英語でのやりとりのみとなります。
「NovaBlitz」まとめ
今回はブロックチェーン上でカードゲームを楽しめる「NovaBlitz」をご紹介してきましたがいかがでしたか?
現在すでに人気が集まりつつあるのですが、日本語対応していないのが残念なところです。
仮想通貨としての価格も上がってきているので、今後に期待したいゲームですね。