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「ERA(エラ)」はビットコインのようなイノベーションを促進し、ユーザーを主体とした地域社会の決定による運営を目指す仮想通貨プロジェクトです。
もともと「Blakestar(ブレークスター)」という名前のコインでしたが、名前を「時代」を意味するERAと変更し、注目を集めています。
「ERA(エラ)」の概要
通貨名/通貨単位 | ERA/ERA |
公開日 | 2017年7月31日 |
最大供給量 | 2,400,000,000ERA |
ホワイトペーパー | 現在公開されていません |
公式サイト | http://www.eranetwork.net/ |
公式ツイッター | https://twitter.com/blakestarcoin |
取扱取引所 | coinExchange |
「ERA(エラ)」は仮想通貨によって新しいイノベーションを促進することを目的にしたプロジェクトです。
発行される独自トークンもプロジェクト名同様ERAと名付けられ、次世代の支払い方法の一つとして認知されることを目的にしています。
通貨としては、コンセンサスアルゴリズムとして「Proof of Work(PoW/プルーフオブワーク)」と「Proof of Stake(PoS/プルーフオブステーク)」の二つを採用しており、より正確でエコなブロック承認を行うことが可能になっています。
ERAネットワークに直接繋がっている独自ウォレットの開発も行っており、ユーザーは手軽にオンラインウォレットを利用することができます。
「ERA(エラ)」の特徴
ビットコインのようなイノベーションを目指すプロジェクト
「ERA」はビットコインのようなイノベーションを促進することを目的としたプロジェクトです。
ビットコインは、ブロックチェーン技術を使って、これまでにないまったく新しい支払い手段を世の中に浸透させようとしています。
ビットコインの誕生により様々な仮想通貨が生まれ、近年様々なサービスが支払い方法として認めるに至りました。
「ERA」はこういったビットコインのイノベーションを見直し、より進化させた形でユーザーに提供することを目的としています。
公式サイトにはこのように記されています。
Our mission is to let our project’s future be determined by the decisions of the community. Same with how open-source software development helped spark innovations like Bitcoin, ERA aims to do the same with our members.
(私たちの役目は、将来的にこのプロジェクトが地域コミュニティの意思によって決定されることです。ビットコインがオープンソースのソフトウェア開発を行いイノベーション促進したのと同じく、ERAメンバーも同じことを目指しています。)
「ERA」の仮想通貨としての目的はビットコインのようなオープンソースな仮想通貨となり、非中央集権的に利用されることです。
権力が一か所に集中するのを防ぎ、誰でも平等に利用できる仮想通貨を目指しています。
PoWとPoSを組み合わせたハイブリットな仮想通貨
「ERA」はPoWとPoSという二つのコンセンサスアルゴリズムを採用した仮想通貨です。
コンセンサスアルゴリズムとは、ブロックチェーン上に書き込まれる情報が正確なものかどうか確認していく承認システムのことで、ブロックチェーンの信頼性を担保する重要な要素です。
「ERA」はPoWとPoSという二つのコンセンサスアルゴリズムを組み合わせることで、より正確な承認処理を行い、なおかつ低電力でそれらを運用することが可能になっています。
ERAの独自ウォレット
「ERA」はプロジェクトの一環として独自ウォレットの開発も行っています。
ERAウォレットは特定のプラットフォームに依存しないように作られており、様々なOSからアクセスする事ができます。
下記がERAウォレットが対応しているOSになります。
MacOS
Windows
iOS(現在開発中)
Android(現在開発中)
Linux
ERAウォレットを利用するための面倒な手続きは一切なく、利用者にはウォレット個別の「秘密キー」が配布されます。
秘密キーは自動で出力されたランダムな暗号でできており、ERAの運営側でさえ知ることができません。
利用者はその秘密キーを使って自由に自分のウォレットにアクセスして仮想通貨を保管する事が可能で、非常に安全性も高いです。
「ERA(エラ)」まとめ
今回はビットコインのようなイノベーションを目指す仮想通貨「ERA」をご紹介してきましたがいかがだったでしょうか?
仮想通貨の需要が高まったことで今後も市場は成長していくと思いますし、「ERA」は非常に興味深いプロジェクトだと思います。
問題点としては「ビットコインのようなイノベーション」という部分に具体性が無いと言う部分でしょうか。
どのように発展していくのか、情報がまだほとんどないプロジェクトなので、今後の動向に注目したいと思っています。