この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- ドイツを拠点とするスタートアップ「セーブドロイド」がICOを通じて500万ドル(約53億7000万円)を調達。
- しかし、同社のヤシン・ハンキルCEOはその後に失踪。エジプトとみられる場所からSNSに自撮り写真を掲載し、「みんなありがとう!通信終了…」と投稿したのが最後の足取りとなっている。
- セーブドロイドの事務所は現在もぬけの殻状態。ハンキル氏の行方もわからずじまいだ。セーブドロイドのウェブサイトにもミームが表示されるだけとなっている。
創業者のヤシン・ハンキルCEOは18日にエジプトとみられる場所からツイッターに投稿しており、これを読むと失踪の意図がはっきりと読み取れる。
(中略)
みんなありがとう!通信終了…
大胆過ぎる…。しかも自撮り写真は親指を立てて”グッド”、さらに余裕の表情…。呆れる行為だ。
dai06
セーブドロイドICOのウェブサイトでは、画面全体にサウスパークのミームが表示されるだけだ。
ミームとは画像とともに掲載する皮肉のようなもの。すでに事務所はもぬけの殻であるし、セーブドロイドのICOは詐欺とみる声が大多数のようだ。
ハンキル氏はどこにいるのか。捕まえられるのだろうか…。
dai06
コインテレグラフは18日、仮想通貨史上最大級の5件の詐欺を伝えた。このうち被害額が最大のものはベトナム人グループによるもので、2つのICOを介し投資家たちから6億6000万ドルを盗んだと伝えられたが、経営陣はその後も沈黙を守っている。
ICOによる詐欺は大きく稼ぐことができる。集金の対象は”世界中”である。こうした詐欺はこれからも増加する可能性が高く、投資する側は慎重にならなくてはならないだろう。
dai06
ソース元https://jp.cointelegraph.com/news/in-apparent-exit-scam-ceo-of-german-startup-is-over-and-out-after-50-mln-ico