この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 中国のアリババは運営するオンライン通販サイト「淘宝網(タオバオ)」でのICO関連サービスを提供する店舗を禁止する措置を行うと発表。
- 規約をアップデートし、ICOの他にもビットコインのマイニングマシーン関連のハードウェア、仮想通貨マイニングのチュートリアルなども禁止。
- ルールに違反しサービスの提供を続ける場合は懲罰的な措置もあると示唆。先日のドバイの仮想通貨「アリババコイン」への訴訟同様に仮想通貨に厳しい姿勢を貫く構えだ。
アリババは仮想通貨を許さない!?見え隠れする中国の思惑
発表されたプレスリリースによれば、従来からの仮想通貨を禁止している規約をアップデートした。既にタオバオでは、ビットコインなどの仮想通貨関連のサービスが禁止されている。
中国では国としての制作だけでなく、民間レベルでも仮想通貨への統制が強化されている。この動きは加速傾向にあり、民間も国の方針に従うという意思の表れでもあるのかもしれない…。
dai06
新しい禁止措置により、タオバオは、違法な資金調達や投機といった、ICOが関係する金融サービスのリスクから顧客を守ることを目的としている。
こうした意図があることはわかるが、中国は国としての独自の仮想通貨を発行し、それをコントロールしたいという狙いもあるだろう。
dai06
先週、アリババは、ドバイの仮想通貨アリババコインを商標権侵害で訴えている。アリババの名前を使い、「著しく、繰り返し、意図的に誤解を招く」行為だと非難していた。
国外に対しても断固とした姿勢を見せるアリババ(中国)。今後もこのような騒動は続くのだろうか。
dai06
ソース元https://jp.cointelegraph.com/news/alibabas-taobao-expands-crypto-regulations-by-banning-icos-and-associated-services