この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 仮想通貨取引所ビットフィネックスに関与する口座から4億ユーロ(約526)億円が押収されたニュースが浮上。
- 口座はポーランド・スキェルニェヴェッチェの協同組合銀行のものだが、今回の操作はコロンビアの麻薬カルテルにつながるもの。
- 口座の責任者はコロンビアとパナマの市民権を持つカナダ系パナマ人。ビットフィネックスは今回の報道に肯定も否定もしていない。
押収された4億ユーロ!裏にいるのは悪の組織?
押収された資金は、ベルギー外務省がコンゴ民主共和国で大使館を建設する際にだまし取られた40万ユーロにも関連すると言われている。
今回の事件はかなりグローバルな視点から見なくてはいけないのかもしれない。国の垣根を超えられる仮想通貨の特性を活かした犯罪なのだろうか?
dai06
6日の地元メディアの報道は、パナマ登記のCrypto sp z o.o(および親会社のCrypto Capital Corp)と麻薬取引ネットワークとの間につながりがあるとの疑いを生じさせるものだ。犯罪者が法定通貨を仮想通貨に替え、追跡を逃れている可能性がある。
仮想通貨の匿名性はこうした事件の際に捜査の障壁となる。コインチェックの時もそうだったが、このような事態を想定した仕組みの醸成が求められるのかもしれない…。
dai06
ポーランドの検察はユーロポールやインターポールに協力を求めており、まだ訴追にはいたっていない。
今回の事件については未確定な部分も多く、その全貌はまだわからない。しかし、市場に影響を与える前に解決されることを切に願う。
dai06
ソース元https://jp.cointelegraph.com/news/unconfirmed-polish-prosecutors-seize-400-mln-amid-allegations-bitfinex-is-implicated-in-fraud