この記事は、湯本からの投稿です。
ニュースの概要
ジブラルタル政府が世界初のICO規制を導入しようとしているようです。この規制は企業のライセンス取得に関する枠組みを決定しようとしているとの見方もあります。
ロイター通信によると、ブラルタル金融サービス委員会(GFSC)の上級顧問・Sian Jones氏が次のように述べています。
今回の規制で重要なのは、ICOの透明化と金融犯罪を抑制することだ。
ジブラルタルの政府関係者は、この規制がICOを行おうとしている企業にとって魅力的な環境づくりに一役買うだろうと考えているようです。
今後ジブラルタル政府は、ICOだけでなく仮想通貨での投資ファンドに関する規制も検討中としています。
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各国が仮想通貨の法整備を進める中、ICOに関しても多くの国が規制に乗り出そうとしています。
その一つがアラブ首長国連邦です。
2月11日、アブダビ・グローバル・マーケット(ADGM)の金融サービス規制庁(FSRA)が仮想通貨とICOに関する一連の規制準備を進めていると発表しました。
ADGMは仮想通貨が世界的に需要があることを認識しており、下記のように述べています。
仮想通貨は法定貨幣ではないが、商品やサービスの交換手段として世界中の関心を集めつつある
アラブ首長国連邦のような金融流通性の高い国が、仮想通貨に意欲的だと言うことは喜ばしいことです。
自分なりな見解。
日本ではCoincheck騒動でやや落ち込み気味の仮想通貨業界。
しかし世界的な動きを見てみると、法整備・規制が整いつつあり良い方向に進んでいる気がしています。
国家による規制が大きく報道されると市場価格は下落する傾向がありますが、今後業界がより安全で健全であるためには必要な処置だと思います。