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サム・バンクマン・フリード氏控訴、検察は誤ったストーリー提示と主張

この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
  1. 仮想通貨取引所FTXの元CEOである、サム・バンクマン・フリード氏(通称SBF)が控訴。
  2. 同氏は3月に7件の重罪によって有罪判決とされ、25年の懲役刑を求められていた。
  3. 控訴状によれば、SBF氏が意図的に損失を起こしたという誤ったストーリーが提示されているとした。

3月に言い渡された25年の懲役刑、SBFが遂に控訴へ

仮想通貨取引所FTXの元CEOであるサム・バンクマン=フリード(通称SBF)の弁護団が、7件の重罪での有罪判決と25年の懲役刑に対して、長く待たれていた控訴を行った。

同氏は2024年3月に25年の懲役刑を言い渡されていた。

これについて数週間後には控訴の意向を示していたが、今回それがやっと実行に移された。

NFT仮想通貨Leader編集部

控訴状によれば、SBFの弁護団は、陪審員がFTXユーザーの資金に関して「片側の視点しか見せられていない」と主張し、検察側が「お金が永久に失われ、バンクマン=フリードが意図的にその損失を引き起こした」とする誤ったストーリーを提示したと主張した。

控訴状では「SBFが顧客の資産を盗みFTXを破産状態にしていたというが、2年近く経った今、FTXは破産していなかったという異なる事実が浮かび上がってきている」との主張も。

NFT仮想通貨Leader編集部

刑事裁判が始まる前、元アラメダCEOであり元恋人であるキャロライン・エリソン氏に関する個人的な情報をニューヨーク・タイムズの記者に共有したことが問題となり、他の保釈条件の違反も重なり、ルイス・カプラン判事はSBFを収監する命令を出した。バンクマン=フリード氏は2023年8月以降、収監されている。

仮想通貨業界のみのならず、世界の金融や当局にも大きな衝撃を与えたFTXの問題。

SBFの今後も含めて、解決はまだ遠いようだ。

NFT仮想通貨Leader編集部


<参考元>cointelegraph