この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- マウントゴックスが約30億ドル相当のビットコインを、未知のアドレスに移動させた。
- 2週間ぶりの資金の移動により市場価格にも影響、一時6万3000ドルを割り込んだ。
- 2014年の流出事件によって破産したマウントゴックスは、顧客への弁済を進めている。
今後も弁済続きで影響大?市場はマウントゴックスの動きを注視
マウントゴックス(Mt.Gox)のコールドウォレット(16eAG)が、約4万7229BTC(約30億ドル相当)を未知のウォレットアドレスに移動させた。
巨額の流出事件を経て破産したマウントゴックス。現在は顧客への弁済を進めているものの、その金額はあまりにも巨額であり、市場に少なくない影響を与えている。
今回の大移動もそうした弁済計画のひとつとされる。
NFT仮想通貨Leader編集部
アーカム・インテリジェンスのデータによれば、マウントゴックスは依然として13万8985BTCをメインウォレットに保有しており、その価値は約87億5000万ドルである。マウントゴックスは、2週間ぶりに保有資金の移動を開始した。
断続的に続くマウントゴックスの弁済によって、市場は今後も売り圧力にさらされる可能性がある。
NFT仮想通貨Leader編集部
さらに、4万4000BTC(約28億4000万ドル)がマウントゴックスのウォレット(16ArP)から「マウントゴックス:コールドウォレット(1Jbez)」に移動され、526BTC(約3360万ドル)が未知のウォレットに移動された。
ビットコインの取り扱いは市場に影響を与えないよう、慎重に行うとしていたマウントゴックス。しかし、その動きは非常に大きく、まだまだ今後も巨額の弁済を抱えていることがわかっており、市場は引き続きそのあおりを受ける可能性がある。
NFT仮想通貨Leader編集部
<参考元>cointelegraph