- 再度の米大統領を目指すドナルド・トランプ氏は、仮想通貨業界の支持を表明している。
- 7日サンフランシスコの資金調達イベントで、「仮想通貨大統領」になると発言したという。
- 同氏はこのイベントで1200万ドルを集めたとされ、業界支持で選挙戦のリードをねらう。
仮想通貨焦点の大統領選、トランプ氏はさらに1200万ドル調達か
元米国大統領ドナルド・トランプ氏が2024年の大統領選挙キャンペーンの一環として仮想通貨の支持を強化している。
ロイター通信が6月7日に報じたところによると、トランプ氏はサンフランシスコで開催された資金調達イベントで「仮想通貨大統領になる」と述べたという。
かねてより業界よりの発言を残してきたトランプ氏は、その姿勢をさらに強調したのかもしれない。
このイベントでトランプ氏は、選挙活動のために1200万ドルを調達したという。
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トランプ氏はまた、仮想通貨への支持を再確認し、業界を前進させる計画を強調した。一方で、民主党が厳しい規制を通じて反対のアプローチを取る意図があると指摘した。仮想通貨業界ではこれを「規制による執行」と呼んでいる。
（中略）
バイデン大統領は、米国証券取引委員会（SEC）のスタッフ会計公報（SAB）第121号を覆す決議を拒否し、仮想通貨業界からの反発を受けた。SAB第121号は、仮想通貨を保管する機関に対し、仮想通貨の保有をバランスシート上の負債として記録することを求めるガイドライン。
バイデン政権への批判も続けているトランプ氏。
現政権とは違い（緩和されてきているという報道もあるが）、仮想通貨支持を表明することで票集めをねらっているとの声もある。
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「我が国はこの分野でリーダーでなければならない、二番手はない」とトランプ氏は5月25日に自身のソーシャルメディアプラットフォーム「トゥルース・ソーシャル」に投稿した。「私は仮想通貨企業やこの新しく成長している業界に対して非常に前向きで開かれた心を持っている」とも語った。
米政権が仮想通貨をどう扱うかは、今後の業界の行く末のみならず、世界の金融に大きな影響を与える可能性がある。
立場を明確にしつつあるトランプ氏だが、どのように業界をサポートしていくのか気になるところだ。
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＜参考元＞cointelegraph
