この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 28日、仮想通貨取引所FTXの創業者である、サム・バンクマン・フリード氏に懲役25年の判決。
- 110億ドル(約1兆6500億円)の罰金も科せられ、これには資産売却のための没収契約も含まれる。
- 連邦検事は被告の再犯防止だけでなく、正義は迅速に下されるというメッセージになるとコメント。
FTX創業者SBF氏に懲役25年、重要なメッセージ伴う判決か
サム・バンクマン-フリード(Sam Bankman-Fried)被告は、かつて大手暗号資産(仮想通貨)取引所だったFTXを最終的に破綻させた詐欺と共謀のスキームをめぐり、懲役25年の判決を言い渡された。連邦判事が28日に判決を下した。
詐欺や資金流出など、仮想通貨業界にまつわる多くの事件はいつも巨額で、人々の注目を集めてきた。
そのなかでもサム・バンクマン・フリード氏の裁判は、今までの仮想通貨関連の裁判のなかで最も注目されていた事案と言っていい。
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同被告には長期の判決がふさわしいとする理由を説明する中で、同被告には将来犯罪を犯す危険性はないとする弁護側の主張を否定し、「現在、バンクマン-フリード氏の名前は世界中で非常に評判が悪いものになっている」が、同被告は「粘り強く」、「優れたマーケティング担当者だ」と述べた。
判決を言い渡したルイス・カプラン判事によれば、SBF氏は反省の言葉を一度も口にしていないという。
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ニューヨーク州南部地区連邦検事のダミアン・ウィリアムズ(Damian Williams)氏はXで、「今日の判決は、被告が再び詐欺を行うことを防ぐものであり、金融犯罪に手を染めようとするかもしれない人に対して、正義は迅速に下され、結果は厳しいものになるという重要なメッセージを送ることになる」とは指摘。「彼の犯罪の規模は、盗まれた金額だけでなく、場合によっては生活のためのお金が一夜にして消え去った被害者が受けた並外れた苦痛によっても測られる」とコメントした。
SBF氏は昨年11月に7件の刑事罪で有罪判決を受けている。
同氏は今回の量刑を受けて控訴するかまえだという。
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<参考元>coindeskjapan