この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- ファンドストラットのトム・リー氏が、ビットコインが今年15万ドルになると大胆予想。
- 背景にはビットコインETFによる需要改善と半減期による供給縮小、FRBの利下げをあげた。
- 一方で一部のアナリストらは、上昇の前には値固めの期間や反落が必要になる可能性を示唆。
上昇の前には反落も、アナリストらの半減期むかえるビットコイン展望
ビットコイン(BTC)は過去1週間に失速した可能性がある。しかしファンドストラット(FundStrat)のリサーチ責任者であるトム・リー(Tom Lee)氏は強気の見通しをさらに強め、今年は15万ドル(約2250万円、1ドル150円換算)に達する可能性があると述べた。
トム・リー氏はビットコインETFによって需要が伸びたとした上で、半減期には供給が縮小、その後に金融政策の緩和が行われることで、ビットコインは上昇していくと述べる。
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分析会社スイスブロック(Swissblock)は21日の市場最新情報の中で、ビットコインの全体像は依然として強気だが、上昇トレンドが再開する前にまず反落が起きる可能性があると述べた。
ビットコインETFの承認は、ビットコインをまたひとつ上のステージへと引き上げる大きな要因となった。ただ、その後に足踏みも経験しており、今後の上昇への道のりもそう簡単ではないということのようだ。
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スイスブロックのアナリストらは、「優勢なセンチメントでは上昇軌道が継続する可能性が示されているが、現在のシナリオでは値固めの期間、さらには4万7500ドルのサポートレベルまでの反落も必要になるかもしれない」とし、「この調整は、さらなる上昇の動きに先立って過剰なボラティリティを緩和し、市場の安定を強化するのに役立つだろう」と述べた。
”仮想通貨の冬”を脱しつつあると言われる今、ETFの承認にくわえ半減期をむかえるビットコイン。機関投資家らからの視線も集めるなど市場から多くの期待を寄せられているが、果たしてどのように変動していくのだろうか。
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<参考元>coindeskjapan