- ビットコイン創設者サトシ・ナカモトのアドレスに、120万ドル相当のBTCが送金された。
- 高額な送金の目的や理由については不明で、当惑したユーザーが様々に憶測している。
- サトシ・ナカモトのビットコイン保有量は推定110万BTC、約7兆2500億円という。
創始者サトシが目覚めた?アドレスに高額のBTCが流入
アーカム・インテリジェンス(Arkham Intelligence)のブロックチェーンデータによると、1月5日に身元不明の暗号資産ウォレットが約27BTC(当時117万ドル相当、1ドル145円換算で約1億6965万円)をサトシ・ナカモト氏のものとされる最初のビットコインアドレスに送金した。送金は、大手暗号資産取引所バイナンス(Binance)からほぼ同額を引き出した直後に行われた。
この送金によって該当のアドレスには450万ドル相当、100BTC近くが入っているという。
休眠状態のジェネシスウォレットへの送金は、ビットコインの立ち上げを記念してままあることだというが、今回は高額であっただけに界隈はざわついている。
dai06
米暗号資産取引大手コインベース(Coinbase)のディレクターを務めるコナー・グローガン(Conor Grogan)氏はX(旧Twitter)の投稿で、「サトシが目覚めてバイナンスから27BTCを購入してウォレットに入金したか、あるいは誰かが100万ドルをただバーンしただけかのどちらかだ」と述べた。
他には米国の新しい税制を利用して、ビットコインの作成者がどこの誰であるかを明らかにするねらいがあるとも。
※米国では今年から1万ドルを超える暗号資産取引を内国歳入庁(IRS)に報告しなくてはならない
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ナカモト氏のビットコイン総保有量は、多数のアドレスに分散され、約500億ドル(約7兆2500億円)近くに相当する110万BTCだと市場関係者らは推定している。ビットコインは直近では約4万5000ドルで取引されている。
長年謎に包まれているサトシの存在が明らかにされるのか。
ビットコインユーザーだけでなく多くの仮想通貨関係者が気になるところだろう。
dai06
<参考元>coindeskjapan