この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 仮想通貨取引所バイナンスUSは従業員3分の1のレイオフを行い、シュローダーCEOも退任。
- 広報担当者によれば、人員削減は「7年以上の財務的なランウェイ」を確保するためだったという。
- 米証券取引委員会(SEC)による攻撃的な試みは、米国内とイノベーションに影響を与えているとも。
バイナンスUSやむを得ない人員削減、SECによる「不幸な一例」と主張
仮想通貨取引所バイナンスUSは、スタッフの約3分の1、すなわち約100人分のポジションを削減した。同時に社長兼CEOであったブライアン・シュローダー氏も退任した。
大幅な人員削減に踏み切ったバイナンスUS。広報担当者はその理由を「7年以上の財務的なランウェイ」を確保するためと説明。
シュローダー氏の後任には、法務責任者を務めていたノーマン・リード氏が暫定的におさまった。
dai06
「米証券取引委員会(SEC)による、我々の業界を崩壊させようとする攻撃的な試みは、米国内の雇用とイノベーションに対してもリアルな影響を及ぼしており、これはその不幸な一例である」と広報担当者は語った。
SECとの関係性、その規制によって難局をむかえているバイナンス。かなり強い言葉でそのあり方を非難した。
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7月には、ロイターがカイコのデータを引用し、バイナンスUSの米国における市場シェアが、4月に22%以上あったものが、6月26日時点で約0.9%にまで落ち込んだと報告した。
もう戻れないところまで来ているようにも思える、バイナンスUSとSECの関係性そして縮小する市場シェア。
ここからの起死回生はあるのだろうか。
dai06
<参考元>cointelegraph