この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- ビットコインを保有している過半数が、損失となっているという分析結果が出た。
- 損失となったのは全体の51%である2456万アドレスで、約45%はプラマイゼロに近い。
- 仮想通貨市場は弱気相場が続いており、「アウト・オブ・ザ・マネー」が増えるおそれも。
なんと過半数が損失、長引く弱気相場に不安
ビットコイン(BTC)を保有しているアドレスの過半数が損失となっている。2020年3月の新型コロナウイルス感染拡大による下落以来のことだ。
ブロックチェーン分析企業IntoTheBlockのデータによると、4785万アドレスのうち51%強の2456万アドレスは、現在の価値が購入価格を下回っている。
ビットコイン保有アドレスの過半数以上が損失となっているという、驚きの分析結果が明らかに…。
しかも、残ったアドレスの大多数にあたる45%も含み益であり、プラマイゼロという芳しくない状況にあることがわかった。
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弱気相場は長引き過ぎているようだとIntoTheBlockのルーカス・アウトミュロ(Lucas Outumuro)氏は考えている。これまでの弱気相場は、アドレスの過半数がアウト・オブ・ザ・マネーになると終了している。
過去、2019年1月にもビットコインは3200ドルという底をみたが、この時のアウト・オブ・ザ・マネーのアドレスの割合は55%だった。
dai06
だがデータは過去の出来事を表しているに過ぎない。FTX破綻の影響によって、市場はさらに下落するかもしれない。
2019年はじめにも悪夢をみたビットコインだったが、そこから強気相場へと転じた。
市場にとってプラスとなる話題が入ってくれば、そうした傾向が起こることも予想できるのだが、現況を鑑みるに、その予感を感じているユーザーは少なそうだ。
dai06
<参考元>coindeskjapan
ソース元https://www.coindeskjapan.com/166120/