この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 国連幹部が仮想通貨で資金調達して起こったテロ攻撃が、過去数年で4倍になったと報告。
- 数年前は仮想通貨を用いたのは全体の約5％だったというが、現在は約20％に達するという。
- チェイナリシス社の調査によれば、仮想通貨に関する犯罪は2021年に140億ドルになったと。
テロリストの資金調達手段、仮想通貨やモバイル決済など含まれる
暗号資産（仮想通貨）で資金調達したテロ攻撃は、過去数年で約4倍に増加したと国連関係者はブルームバーグに語った。
こう語ったのは、国連テロ対策委員会執行事務局のスベトラナ・マルティノバ氏。同氏によれば、数年前までテロ攻撃の5％が仮想通貨によって資金を調達していたが、現在ではその数字は約20％になると報告。
テロリストが仮想通貨への利用度を高めていることを明らかにした。
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「資金移動に関して、現金や送金が引き続きテロリストが利用する一般的な方法であることは専門家の一致した意見」と同氏は述べた。だが「新しい決済方法と組み合わせた利用も増加している」。
新しい方法には、モバイル決済システムや暗号資産が含まれるという。
これら”新しい方法”は、その匿名性や時間と場所を選ばないボーダレスな特性から、テロリストの資金調達の新しいスタンダードになりつつあるのかもしれない。こうした手段は当局らからの追跡を巧みにかわしている。
ちなみに、違法な取引が行われるダークウェブなどにおいても、仮想通貨は基軸通貨になりつつある。
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ブロックチェーン調査企業Chainalysis（チェイナリシス）によると、暗号資産犯罪は2021年に140億ドル相当に達し、2020年の78億ドルから2倍近くに増加している。
当局はこうしたテロリストや国際的なハッカー集団などの動きを封じようとしている。
FBIなども2月に仮想通貨犯罪を取り締まる専門チームを立ち上げており、事件の解決や流れてしまった仮想通貨の押収などに注力しているところだ。
dai06
＜参考元＞coindeskjapan
