この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 法定通貨にBTCを用いるエルサルバドルは、最近の急落で5600万ドル相当を損失。
- しかし、同国のブケレ大統領は、さらなる買い増しをTwitterで示唆している。
- 同国の財務相も「ビットコインによる財政リスクは極めて小さい」と話したという。
巨額の損失も気にせず?エルサルバドル独自路線継続へ
ブルームバーグの推計によると、エルサルバドルは2021年9月に法廷通貨となった暗号資産(仮想通貨)ビットコインの価格急落によって5600万ドル(約75億2000万円)相当の資産を失った。
昨今の仮想通貨市場の下落は、ビットコインを法定通貨とするエルサルバドルに小さくない影響を与えているように思える。
しかし、SNSで積極的にこの独自路線について発信しているブケレ大統領は、まだこの路線を貫くようだ。
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エルサルバドルのナジブ・ブケレ大統領は6月14日、ビットコインをさらに買い増す可能性をツイッターで示唆した。 エルサルバドル政府は2301ビットコインを保有している。
ブケレ大統領の投稿にはあるエコノミストから、『私は買い増しを望まない』『損失が大きくなる前に早く売ろう』といったリプライが寄せられた。
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ロイターによると、セラヤ財務相は記者会見で「ビットコインによりエルサルバドルの財政に高いリスクが生じていると言われると、微笑むしかない。財政リスクは極めて小さい」と話したという。
独自路線に変わりはない様子のエルサルバドル。
同国の経済は仮想通貨市場とともにあると言っても過言ではないが、果たして今後どのような舵取りを行うのだろうか。
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<参考元>BUSINESS INSIDER