この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- オンライン決済大手ペイパルが、独自のステーブルコイン発行を検討。
- iPhone版ペイパル・アプリ内で隠されたコードと画像が見つかっている。
- 同社の担当者は検討を認めており、規制当局と緊密に協力していくとした。
検討されているのは「ペイパル・コイン」、仮想通貨後押しの一手に
オンライン決済大手の米ペイパル・ホールディングスは暗号資産(仮想通貨)を後押しする一環として、価格の安定性のために設計された独自のステーブルコイン発行を検討している。「iPhone(アイフォーン) 」版のペイパル・アプリ内で証拠が見つかり、同社が開発を確認した。
2021年の仮想通貨市場をけん引した存在のひとつであるペイパル。そのペイパルがステーブルコインの発行を検討しているというニュースが飛び込んだ。
dai06
ペイパルの仮想・デジタル通貨担当シニアバイスプレジデント、ジョゼ・フェルナンデス・ダ・ポンテ氏はブルームバーグ・ニュース宛ての資料で、「当社はステーブルコインを検討しており、推進を目指すのであれば関連する規制当局と緊密に協力していく」と説明。
決済大手として世界経済の重要な位置を占めるペイパル。
価格が安定しやすいステーブルコインの発行によって、世界の送金方法に新しい形を築こうとしているのだろうか。
dai06
ペイパルがステーブルコインの構築を探っていることを示す証拠は、開発者のスティーブ・モーザー氏がペイパルのアプリで最初に発見し、ブルームバーグにそれを共有した。隠されたコードと画像は「ペイパル・コイン」と呼ばれる通貨に関する取り組みを示し、コードは米ドルを裏付けとする可能性を示唆している。
検討されているのはその名もずばり「ペイパル・コイン」という。
果たして実際に発行されるのはいつのことになるだろうか。
dai06
<参考元>Bloomberg