この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 日本円ステーブルコインJPYCが、ふるさと納税にも使えるようになった。
- 対応可能となったのは、伊勢海老や地鶏の阿波尾鶏などが名産の徳島県海陽町。
- JPYCは1JPYC=1円で、イーサリアムのトークン企画「ERC-20」にて発行。
ふるさと納税にステーブルコイン、返礼品には伊勢海老や地鶏
JPYC株式会社が、同社発行の日本円ステーブルコインJPYCの決済を利用して徳島県海陽町にふるさと納税が可能になったことを9月3日発表した。
ふるさと納税の支払いにステーブルコインが利用可能になった。
この試みは、海陽町がふるさと納税の返礼品業務等を委託する、一般社団法人Disportとの地方創生分野での業務提携によって実現したものという。
dai06
「JPYC」は1JPYC=1円で取引されるステーブルコインでイーサリアムのトークン規格「ERC-20」にて発行されている。そのためイーサリアム(メインネット)上での取引に利用可能だ。
なお「JPYC」は資金決済法上の自家型前払式支払手段であり、暗号資産(仮想通貨)には該当しないという。
該当しないとはいえ、仮想通貨分野と行政との新しい可能性を切り拓くものになると言えそうだ。
dai06
なお海陽町の返礼品として、伊勢海老などの海産物や日本一の地鶏・阿波尾鶏を使った各種グルメ、藍染め製品、マリンアクティビティ体験チケットなどが人気とのことだ。
愛する地域のため、気になる返礼品のため、あるいは節税のために。ふるさと納税を検討している人は一定数いるはず。
今後仮想通貨がどう地域とかかわっていくのか。まだまだ楽しみだ。
dai06
ソース元https://www.neweconomy.jp/posts/146987