この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 注目を浴びるNFT市場において、OpenSeaはユニコーン企業となった。
- 2.5%の手数料をとる同社の6月の販売額は、1億6000万ドルを記録。
- 猿のNFT「Bored Ape Yacht Club」、競馬ゲーム「ZED RUN」などがヒット。
アート作品だけでなくゲームも、NFT市場開拓するOpenSea
OpenSeaは20日、1億ドル(約110億円)のシリーズBの資金調達を終え、評価額が15億ドルに達した。同社幹部が米CoinDeskに語った。資金調達はVC大手のアンドリーセン・ホロウィッツ(Andreessen Horowitz/a16z)が主導、同VCは3月に行われた2300万ドルのシリーズAの資金調達も主導している。
評価額が10億ドルを突破したことで、OpensSeaは世界有数のユニコーン企業へ仲間入り。
仮想通貨価格が伸び悩みを見せるなか、NFT市場は注目をを浴びており、同社はその先駆けとなっている。
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2.5%の手数料を取る同社のNFTマーケットプレイスは6月、1億6000万ドルの販売額を記録した。
共同創業者でCEOのデビン・フィンザー(Devin Finzer)氏は、同社は「奇妙で未知」な手法を取る、ニッチで実験的なプロジェクトにシフトしていると述べた。
同社では、猿のNFT「Bored Ape Yacht Club」が入門コンテンツとなり、同社の売上をけん引。競馬ゲームの「ZED RUN」もヒットしているようだ。
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単発のアート作品の販売よりも「はるかに面白くなってきている」とフィンザー氏は述べた。「アート作品は依然として素晴らしいが、ゲーム、イベントチケット、ドメインネームなど、そうしたユースケース」が主流になっている。
フィンザーCEOが成長へ意気込むNFT市場。
今後は今よりもライトな層が流入してくることで、そのユーザー基盤に厚みが増すことと、参入コンテンツの幅が広がることが期待されている。
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ソース元https://www.coindeskjapan.com/116753/