- 仮想通貨EOS基盤のSNS「ボイス(Voice)」が、8月15日より一部ユーザーに先行リリース。
- 2019年6月に計画が発表されたボイスは、トークンエコノミーとSNSを融合させたもの。
- ボイスは運営における透明性を確保すること、特定のコンテンツの押し付けをなくすことを掲げている。
トークンエコノミーとSNSの融合、「ボイス」リリースへ
仮想通貨EOSのブロックチェーンを基盤としたSNSネットワーク「ボイス(Voice)」が、予定より早くプラットフォームを立ち上げたと発表した。
「9月に大きな発表を予定していたが、状況が変わった。世界が変わった。今からプラットフォームを開放して、コミュニティーにも構築に参加してもらうことにする」
ボイスは計画を早めて、8月15日より早期アクセス権を持つユーザーに構築の参加を求める。
ユーザーはプラットフォームに参加することで「ボイストークン」を手に入れることができるという。
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ボイスは、オープンソースのEOSIOプロトコルに基づいており、ブロックチェーン技術を使い、ボットやなりすましアカウントのない信頼できるソーシャルエクスペリエンスを構築することを目指している。2019年6月に発表された。生体認証技術を使用してすべてのアカウントを検証し、アカウントを1人に付き1つに制限し、ユーザーデータを保護するとしている。
どのSNSでも課題になっている、なりすましやスパムなどを無くして透明性の担保を目指す目指すボイス。本当の”声”を届けることで従来のSNSとの差別化をねらっている。
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2019年6月にVoiceの計画が発表された。トークンエコノミーとソーシャルメディアを融合させるもので、価値のあるエンゲージメントをしたユーザーやコンテンツ制作者、広告主にネイティブトークンを提供すると述べていた。
約1年でリリースにこぎつけることになったボイス。
SNSには非常に優れた競合が存在しているものの、トークンエコノミーとのコラボレーションによって新たな市場開拓に向けて動き出している。
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ソース元https://jp.cointelegraph.com/news/eos-based-sns-voice-has-launched-ahead-of-the-initial-date