この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- イーサリアム共同創設者のヴィタリック・ブテリン氏が、危機の時代にこそ仮想通貨やイーサリアムが必要になると説く。
- これらのシステムや通貨は「中立的なグローバルプレイヤーとしての役割を果たす」と語る。
- 「仮想通貨は最初の10年は家熱に抵抗することが重要視されてきたが、2020年は金融に限らず複数のテーマに対処することになる」とも。
非金融の問題対処で仮想通貨は成長、ブテリンが期待する原動力
現在の世界的危機は単なる金融危機ではないと指摘。政治的不一致や各国間の不信感の高まりの中で、イーサリアムのようなネットワークの必要性が高まっていると語った。
このコメントは5月7日のイーサリアム・サミット2020に登壇した際、仮想通貨メディアのThe Defiantの質問に回答したもの。
新型コロナウイルスによる経済への打撃が深刻化するなか、ブテリン氏は金融危機のその先を見据えているようだ。
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ヴィタリック・ブテリン
「私はブロックチェーン、特にイーサリアムの役割があると確信している。システムや通貨、アプリケーションが相互に作用しするため、中立的なグローバルプレイヤーとしての役割を果たすことができるだろう。国民国家によって生み出され、維持されてきたものは、その役割を果たせていないと思う」
ブテリン氏は自らが生み出したイーサリアムに期待していることを前置きした上で、これからの仮想通貨・ブロックチェーンが担う役割について語った。
彼はこれから仮想通貨が起こすであろう革新を予感しているようだ。
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「仮想通貨の分野は、最初の10年間は金融の側面、つまりマネーの検閲に抵抗することに焦点が当てられていたが、2020年には同じテーマがさらに数多くみられるようになっているが、それは金融だけではなくなっている」
彼が語るように、仮想通貨・ブロックチェーンは金融の面とは直接かかわらない役割が議論されるようになった。
特にブロックチェーンは信頼の担保にも扱われるようになっている。
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ソース元https://jp.cointelegraph.com/news/vitalik-buterin-crisis-highlights-the-need-for-ethereum