この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- フランスの中央銀行が2020年に独自仮想通貨のテストを行うことがわかった。
- 同銀行のヴィルロワ・ド・ガロー総裁は、「2020年第1四半期末までに立ち上げを呼びかける」とした。
- フランス以外にも中国、カナダ、シンガポールなどが同様の仮想通貨の研究を進めている。
独自仮想通貨当たり前に?フランスも研究に乗り出す
フランスの中央銀行は、2020年に独自のデジタル通貨をテストする計画を立てている。AFP通信が報じた。
デジタルユーロの噂もあるなかで、フランスは独自の仮想通貨に関する研究を始めているようだ。
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同総裁は、デジタル通貨の可能性を認めつつ「真剣に秩序だった方法」で新たな技術の実験は進められなければならないと考えている。
先月末、ランス銀行のデニス・ボー第1副総裁は、欧州の決済や支払いシステムに分散型台帳技術(DLT)技術を採用することを呼び掛けていた。
フランスの銀行業界は一丸となって、仮想通貨の発行に取り組むのかもしれない。
対する日銀の黒田総裁は「必要になったときのために、技術・法律面での調査・研究は進めている」といった主旨の発言をしている。
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中国をはじめ、カナダやシンガポールがCBDCの研究を行っているほか、スウェーデンやウルグアイでは試験プログラムに乗り出している。また、先月にはルワンダやガーナも独自デジタル通貨の発行計画を発表した。
今思えば世界各国の規制当局らがリブラに厳しい姿勢をとったのも、こうした「国別の仮想通貨計画の障害となるから」という思惑もあったのかもしれない。どこの国も自国の通貨の価値を高く保ちたいのは自然な考えだ。
dai06
ソース元https://jp.cointelegraph.com/news/french-central-bank-to-issue-digital-currency-soon