この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- フランスの高校の教育カリキュラムに、仮想通貨を学ぶ授業が導入されようとしている。
- 仮想通貨の授業はビットコインを題材にしており、生徒同士でディスカッションするものも。
- 子どもたちに経済・金融への基礎知識の定着、応用の方法について考えさせることを目的としている。
仮想通貨で経済学ぶ?挑戦始めるフランスの高校
フランスは、ビットコイン(BTC)と仮想通貨の教育を高校のカリキュラムに導入しようとしている。
フランスの国民教育省は、教師向けポータルサイト「eduscol」で発表したもの。
しかもかなり実践的なカリキュラムとなっているようだ。
dai06
ビデオは「ビットコインは未来の通貨ですか?」、「ビットコインとユーロを置き換えることができますか?」、「通貨を信頼する必要がありますか?」といったもので、視聴後に生徒同士にディスカッションを行わせるよう指示している。
仮想通貨について、ひとりひとりがどう考えるかを生徒に求めるこの授業。
「仮想通貨は怪しいもの」というイメージをもつ人も多かったり、実際に身を滅ぼしてしまったりする人もいる。しかし、子どもの頃から正しい知識をつけておくことで、そうしたなんとなくのイメージや失敗も減るかもしれない。
dai06
今回の取り組みは、経済・金融教育に関する視聴覚教育カリキュラムの一部にすぎないものの、経済・金融の基礎教育を前提に、若い学生が仮想通貨やビットコインについて学べる機会を設けることは、仮想通貨の普及につれて重要になっていくだろう。
日本での導入も期待したくなるこの授業。フランスのように少しでも若い時期から教えることが、長い人生設計を考える上でも大切かもしれない。
なお、世界では大学で仮想通貨・ブロックチェーンの授業が増加傾向にある。
dai06
ソース元https://jp.cointelegraph.com/news/french-high-school-students-will-learn-about-bitcoin-and-crypto