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「Polis(ポリス)」は、オープンソースのコミュニティ運営ネットワークを利用して、仮想通貨による即時決済を可能にするプロジェクトです。
ブロックチェーン技術を利用した独自のP2Pプロトコルを開発し、利用者に提供しています。
「Polis(ポリス)」の概要
通貨名/通貨単位 | Polis/POLIS |
公開日 | 2017年12月 |
最大発行数 | 25,000,000 POLIS |
ホワイトペーパー | ー |
公式サイト | https://polispay.org/ |
公式ツイッター | https://twitter.com/PolisBlockchain |
公式テレグラム | https://t.me/PolisPayOfficial |
購入可能取引所 | CryptoBridge,P2PB2B,Crex24 |
「Polis(ポリス)」はコミュニティが運営するオープンソースネットワークを利用して、仮想通貨の即時決済を可能にするプロジェクトです。
あらゆる決済の障壁を破壊し、グローバルな決済と分散化エコシステムの構築を目的にしています。
「Polis」を運営するのは特定の企業ではなく、同じ目的を持ったコミュニティです。
参加者は「Polis」ネットワークの事業展開に応じて、その内容やマスターノードを投票制で選択します。
これによって公平で安全な非中央集権型プラットフォームを維持し、健全なプロジェクト展開を促進することが可能です。
「Polis(ポリス)」の特徴
「Polis」理念
「Polis」はコミュニティ運営を行っているプロジェクトであるため、開発チームの意向がバラバラにならないよう固定化・象徴化された理念を持ちます。
チームそれぞれがその理念に向かって行動し、プロジェクトを進展させていくのです。
理念は下記3つの観点から成り立ちます。
・社会的責任
「Polis」は慈善プロジェクトを通して、社会的に前向きな変化を生み出すことを目的とします。
グローバルコミュニティのあらゆる課題を改善することを参加者の集団的義務として位置づけています。
・自治
誰もが「Polis」ネットワークに参加し、投票することで公平を保ちます。
チャリティープロジェクトからマーケティングイニシアチブに至るまであらゆるガバナンス提案をユーザーの投票結果に基づいて実行されます。
ブロック報酬の10%をコミュニティプロジェクトに利用することで、公平性を恒久的に維持することができます。
・コミュニティファースト
「Polis」では常にコミュニティ参加者を第一に考えた運営を行っています。
投票によって進展やロードマップを更新し、より革新的なプロジェクトデザインを実現します。
「Polis」コア技術
「Polis」プラットフォームのコア技術と、それを利用することでどのようなことが可能になるのでしょうか。
公式では下記のように解説しています。
・ブロックチェーンとP2Pによる非中央集権化
・投票制によるコミュニティコンセンサス・方向性の可視化
・マスターノードによる安全・低コスト・ハイスピードなトランザクションの実現
「Polis」ネットワークでは、コミュニティ全体の意向を反映するため通貨ホルダーによる投票制を導入しています。
投票によってプロジェクトの方向性や、コミュニティ全体の意向を可視化するだけではなく、ブロックの承認を行うマスターノードの選出も行っています。
マスターノードがブロック承認を一定受け入れることで、従来のマイニングのように多くの電力を消費せず、安全・低コスト・ハイスピードなトランザクションを可能にしています。
PolisPay(ポリスペイ)
「Polis」では、仮想通貨をより決済利用しやすくするため、専用のライトウォレットPolisPay(ポリスペイ)をリリースしました。
2019年9月現在、Android版を公開しており、近日iOS版もリリースされるとの事です。
PolisPayは下記のような特徴を持ったウォレットアプリです。
・従来のウォレット機能
・ブロックチェーン支払いをビジネス利用できる
・マスターノード監視デバイスとしての役割
従来のウォレットについていた、仮想通貨の保管サービスとしての利用の他に、仮想通貨をビジネス利用する際の受け入れ先として開発された経緯を持ちます。
特徴的なのはウォレットアプリからマスターノードが実行した承認処理を細かく監視できるという点で、ここの内容が後の投票に繋がって行きます。
「Polis(ポリス)」まとめ
今回はオープンソースネットワークを利用した決済ソリューション「Polis」をご紹介してきました。
プロジェクトが小規模ということもあってまだまだ認知度が低い仮想通貨ですが、定期的な情報発信なども行っており、投資家の期待値は高いように思います。
一方で、ライバルとなる似たコンセプトを持ったプロジェクトも多いので、今後どのように独自性を打ち出していくのかが気になるところ。
興味のある人は是非チェックしてみてください!