「QChi(キューチ)」はブロックチェーン技術を使った金融サービスを専門とするプロジェクトです。消費者、そして中小企業向けのクレジットソリューションの提供を目的にしています。
「QChi(キューチ)」の概要
通貨名/通貨単位 | QChi/QCH |
公開日 | 2017年 |
最大発行数 | 92,000,000 QCH |
ホワイトペーパー | http://www.qchi.mobi/qch_v1.3.pdf |
公式サイト | http://qchi.mobi/ |
公式ツイッター | https://twitter.com/qchqchi |
公式テレグラム | – |
購入可能取引所 | BITKER,Hotbit,Mercatox |
「QChi」は従来の金融サービスに代替される新しいソリューションを提供することを目的にしたプロジェクトです。
オルタナティブファイナンシャルサービスの市場において30年以上の実績を持つメンバーが中心となり、仮想通貨、ブロックチェーン、付随する様々な仕組みを用いて現在の金融システムの課題に挑戦しようとしています。
またユースケースとして想定されているのは金融市場だけではなく、IT、ゲーム、健康、観光等の資本市場全体です。
ブロックチェーン技術に基づいたp2pプロダクトを用いて資産移動が行える特徴を生かし、様々な資本市場において資産の転送を簡単にするソリューションを提供します。
「QChi(キューチ)」の特徴
様々な市場の金融ソリューション
「QChi(キューチ)」は様々な市場において、マーケティング及び資産管理を簡単に行うためのプロダクトを多数公開しています。
その核をなすのはブロックチェーン技術を利用したp2pによる取引環境の改善です。
この技術を用いて現在は主に健康やゲーム業界なので使われる決済手段としての仮想通貨の提供、マーケティングなどを中心にプロジェクトを進行させています。
メインチェーンに接続可能な複数チェーンを用いて、利用者が決済方法やプラットフォームを変えずに同じサービスなどを受けることができるようにしています。
最終的にはブロックチェーン技術と仮想通貨ソリューションを用いてIT、マーケティングを基盤とする様々な企業と提携し、有望な未来を実現するための強固で安定した支援の提供が目的であると公式では謳われています。
イーサリアムベースのERC20トークン
「QChi」はイーサリアムをベースとしたERC20トークンとして機能しています。
これにより同じERC20トークンとの相互運用性に優れ、対応する多くのウォレット上で管理を行うことができます。
またイーサリアムで有名な契約の自動的な履行を行うスマートコントラクトによって、本来人間が行う複雑な処理を減らし、ヒューマンリソースを減らすことでコストの低下にもつながっています。
何より優れているのは同じ規格を持つトークンであればp2pネットワークを用いて直接資産の交換を行うことができると言う点です。
これによって取引所等の仲介者を挟まず安全に取引などを行うことができます。
今後の展開
プロジェクト自体は2017年から始まっており、ロードマップ通りに進行しています。
すでに分散型取引サイトの開発や「QChi」を対応する加盟店とのパートナーシップを複数結んでおり、現在は2019年以降のロードマップの公開を待っている段階です。
今後新しいプロダクト発表するのかどうかはもちろん、パートナーシップを結ぶ新しい企業などにも注目が集まっており「QChi」を用いた簡単でスマートな取引環境のソリューションは様々な分野で活躍することが見込まれています。
何よりファストエクスチェンジと紹介されているp2pネットワークベースの取引は、ユースケースで紹介した健康、ゲーム市場にとどまらず様々な分野で恒久的な需要が期待できます。
「QChi(キューチ)」まとめ
今回はブロックチェーン技術を用いたP2Pネットワークを提供する「QChi」をご紹介してきました。
プロジェクトが予定していたロードマップ既に計画を終えているので新情報などはSNSを中心に収集するのがよさそうです。
ただTwitterはなぜか公式アカウントが凍結されており、それに関する公式での発言は見当たりませんでした。