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「Lunyr(ル―ナ―)」は、全く新しい知的情報データベースAPI構築を目指すプロジェクトです。
知的情報、主にインターネット上の情報をより正確に保管し、利用者と共有することを目的としています。
「Lunyr(ル―ナ―)」の概要
通貨名/通貨単位 | Lunyr/LUN |
公開日 | 2016年12月 |
最大発行数 | 2,703,356LUN |
ホワイトペーパー | https://github.com/Lunyr/Lunyr/blob/master/Lunyr_White_Paper_ENG.pdf |
公式サイト | https://lunyr.com/ |
公式ツイッター | https://twitter.com/lunyrinc |
公式テレグラム | – |
購入可能取引所 | eToro,Binance,Huobi Global |
「Lunyr(ル―ナ―)」は、ブロックチェーン技術を用いて正しい情報を正しい形で提供することを目的にしたデータベース構築プロジェクトです。
私たちが普段使っているネットの情報は、間違った情報や悪意のある嘘、ステルスマーケティングなど、利用者が本来得たい情報とは違う形で拡散されるケースが非常に多いです。
ニュースサイトなどでも一般投稿者が投稿したものと、記者が取材した投稿が同一の価値として公開されていたり、正しい情報だと判断するには、ある程度利用者側の知識や見聞が必要になります。
「Lunyr」はブロックチェーン技術を用いた知的情報データベースAPIを構築し、正しい情報を正しい形で提供することを目的にしたプロジェクトです。
情報の信頼性を高めるため複数の有力なレビュワーがおり、完全な分散型情報データベースサイトの構築を目指しています。
「Lunyr(ル―ナ―)」の特徴
イーサリアムベースの分散型データベース
「Lunyr」はイーサリアムのブロックチェーンとシステムを基盤として構築されたプラットフォームであり、独自トークンLUNもイーサリアムベースのERC20トークンです。
もちろんイーサリアムで使われている自動的な契約処理システム・スマートコントラクトや、ERC20トークン同士を簡単に交換できるプロダクト0xなども利用することができます。
これによってプロジェクト全体の開発コストを抑え、2万以上の数があると言われている優秀なERC20トークンとのやり取りも行うことができます。
百科事典のシステムもスマートコントラクトやイーサリアムのプロダクトを一部利用しています。
正しい情報を維持する分散型百科事典
「Lunyr」が構築を目指す分散型百科事典は、信頼できる情報が経年劣化等せず、個人、企業、その他あらゆる団体で利用されることを将来的な形として考えています。
その点において重要視しているのは、検閲による湾曲されていない情報で、特定の企業や団体にとって都合の悪い情報を削除したり、改ざんするなどがされていない純粋な情報を維持したいと考えています。
しかし一方で、検閲されていない情報はそれだけ不正確な場合が多く、従来のプラットフォームでは、それらを精査するのは非常に困難です。
「Lunyr」ではそんな不確定な情報を減らすため、情報を投稿する執筆者と、記事の評価、および不正確な情報がないかどうかをチェックするレビュワー達を複数抱えています。
彼らは情報が正確であると立証された場合にインセンティブを受け取ることができ、これによってプラットフォーム上の情報を正しい形で維持することができます。
執筆者とレビュワーによって維持される正しい情報
「Lunyr」ではデータベースに格納される情報の正確性を維持するため、執筆者が投稿した記事をレビュワーという存在がチェックします。
レビュワーは、投稿された情報が誤っていないか、ソースが不確定ではないか、正しい文言で記載されているかどうかをチェックしデータベースに反映させる存在です。
彼らは「Lunyr」の分散型百科事典に載る情報の信頼性を担保する重要な役割を持ちます。
レビュワーはその評価の内容や数に応じて報酬を受けることができ、その収入源は「Lunyr」の広告収入によってまかなわれています。
「Lunyr」は広告収入を一時的にプールしており、その内の85%を執筆者とレビュワーに分配しています。
運営側が受け取るのはたったの15%のみで、それだけ報酬が多くなれば執筆者やレビュワー同士が切磋琢磨し、コンテンツの質も上がっていきます。
「Lunyr(ル―ナ―)」まとめ
上記でご紹介した内容の他にも「Lunyr」を利用すれば、従来のデータベースや百科事典サービスなどが抱えている様々な問題を解決できます。
例えばサービス自体が中央集権化されていると、パートナーシップを結んでいる企業やスポンサーなどに配慮した情報の湾曲が行われる可能性があります。
「Lunyr」はブロックチェーン技術を使って、分散化したプラットフォームを構築しているため、特定の個人が情報を改ざんする余地がなく、非常に公平なプラットフォームと言えます。
情報は常に恒久的な需要がある市場であり、今後プロジェクトはどのように発展していくのか非常に楽しみです。