「BaaSid(バ―シッド)」はブロックチェーン技術を利用して、安全に個人情報を管理するためのプラットフォームです。
利用者は自分の個人情報を安全に保管して、必要な時に自由に発行することができます。
「BaaSid(バ―シッド)」の概要
通貨名/通貨単位 | BaaSid/BAAS |
公開日 | 2018年 |
最大発行数 | 10,000,000,000BAAS |
ホワイトペーパー | – |
公式サイト | https://www.baasid.com/ |
公式ツイッター | https://twitter.com/baa_sid?lang=en |
公式テレグラム | https://t.me/BaasidOfficial |
購入可能取引所 | CoinZest,IDAX,CoinBene |
「BaaSid(バ―シッド)」はブロックチェーン技術を使って、安全に個人情報の管理を行うことが出来るプラットフォームです。
保管されている個人情報はブロックチェーンによって分散して保管され、必要なときに自由に再発行することが出来ます。
この仕組みが一般化すれば、利用者はスマホなどのデバイスのみで自由に本人証明を行うことが可能になり、運転免許書や保険書をカードとして持ち歩く必要がなくなります。
現在は主にオンライン金融取引における個人情報の管理に重点を置いた開発を行っており、プロジェクトとして金融サービスなどの提供もしています。
「BaaSid(バ―シッド)」の特徴
ブロックチェーンによる個人情報管理
ブロックチェーンを利用すれば、情報を分散化して安全に保管することが出来ます。
分散化して保管することのメリットは、例えどれか一つのデータがハッキングされたとしても、他のデータの閲覧はできません。
仮に改ざんされたとしても分散した他のデータから改ざん前のデータに復旧することも可能です。
また、ここで言う分散化は名前、住所、電話番号などのデータを個別に保管するということではありません。
例えば名前であれば、名前というデータを暗号化した上でその暗号を複数に分散化するのです。
このため一つのデータから個人情報の一部を知ることはほぼ不可能です。
オンライン銀行とファイナンス
「BaaSid」は個人情報管理サービスの他に、オンライン銀行とファイナンスの金融サービスを提供しています。
オンライン銀行は送金、支払い、ローン機能など一般的な銀行サービスを網羅しています。
これらのサービスで利用されるセキュリティカード・ID・パスワードなどのデータは、個人情報同様ブロックチェーンに暗号化・分散化して保管されています。
この仕組みはこれまで必要だったセキュリティ面でのコスト削減にも繋がっており、結果として利用者の手数料引き下げにもつながっています。
ワンタイム認証取引
個人情報の発行や金融サービスを利用する際、「BaaSid」ではワンタイム認証という方法をとっています。
個人情報の発行を例にすると、例えば利用者が何かしら個人情報が必要な時、「BaaSid」へ自分が保管してある個人情報を再発行する処理を行います。
すると「BaaSid」は一度だけ利用することが出来る認証アドレスと秘密キーを発行し、利用者はこれを使って保管してある個人情報にアクセスし再発行を行います。
仮にこの認証アドレスと秘密キーを悪質な第三者が特定することができたとしても、それらは二度と使うことができません。
この仕組みを使うことで、常にデータを安全な状態に保っています。
「BaaSid(バ―シッド)」まとめ
今回は個人情報や金融サービスを提供するブロックチェーンプロジェクト「BaaSid」をご紹介しました。
ブロックチェーンを使った情報管理は非常に安全ですし、金融サービス以外にも様々なことに活用出来そうですよね。