この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- パレスチナのガザ地区で活動する過激派武装組織のハマスは、仮想通貨で資金調達を行っている模様。
- これまでに集めた7400万ドル(約82万円)は、アジアの2つの仮想通貨取引所を経由し足取りがつかみにくい。
- ハマスは2019年1月末にビットコインによる資金を募っていた。
仮想通貨が過激派組織の資金に、巧みなハマスの手法
パレスチナのガザ地区を事実上支配する過激派武装組織ハマスは、仮想通貨で資金調達する上で規制当局の目をかいくぐるために複雑な手法を使っている。
ハマスの軍事部門「イザディン・アルカッサム」が寄付を募っており、複数のウォレットアドレスを拡散。規制当局の追跡をかいくぐっているという。
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イザディン・アルカッサムは、これまでに仮想通貨で約7400ドル(約82万円)の資金到達をしたという。
アジアの仮想通貨取引所2カ所を通してハマスの手に渡ったというが、この仮想通貨が法定通貨に交換されたかはわからないという。
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ハマスは、米国やEUを含むいくつかの国や国際組織からテロ組織と見なされている。
テロ組織とみなされた組織には、各国が一体となって資金を渡すことを禁止する措置をとっている。しかし、ロシア、中国、トルコらはハマスをテロ組織と指定していないという。
どこの国、あるいはどこのグループ・個人がハマスに資金を渡しているのかは定かではないが、仮想通貨の発展によってテロ組織の運営の形も変わりつつあるようだ。
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ソース元https://jp.cointelegraph.com/news/report-hamas-militant-wing-using-multiple-btc-wallet-addresses-to-elude-authorities