目次
「Lambda(ラムダ)」はブロックチェーン技術を使った様々な展開を見せるプロジェクトです。
個人のプライバシー保護に重点を置き、ユーザーライクなブロックチェーン・インフラストラクチャを提供します。
「Lambda(ラムダ)」の概要
通貨名/通貨単位 | Lambda/LAMB |
公開日 | 2011年6月 |
最大発行数 | 6,000,000,000 LAMB |
ホワイトペーパー | ー |
公式サイト | https://www.lambda.im/ |
公式ツイッター | https://twitter.com/Lambdaim |
公式テレグラム | https://t.me/HelloLambda |
購入可能取引所 | Bilaxy,ABCC,Hotbit |
「Lambda(ラムダ)」はブロックチェーン技術を用いた総合プロジェクトです。
マルチチェーンストレージや分散型アプリケーション(Dapp)の開発環境の整備など展開は多岐にわたりますが、共通しているのは個人のプライバシーに配慮した設計がなされているという点です。
独自のエコシステムを構築することで、ノード消費のためのリソースを作成することが可能です。
これによってプロジェクトの様々な展開に投資家も参加することができ、プロジェクトの根幹と言えるプライバシー保護と併せて、非常にユーザーライクなプラットフォームと言えるでしょう。
「Lambda(ラムダ)」の特徴
「Lambda」が想定する様々な展開
「Lambda」プロジェクトは個人のプライバシー保護に重点を置き、様々な展開を行っています。
公開されているデータは常にプラットフォーム上で確認することができ、常に検証されたトランザクションを利用可能です。
それでは「Lambda」プロジェクトの展開を見ていきましょう。
・マルチチェーンを用いた共有ストレージ提供
・Dapp開発
・IoTデータストレージ
・人工知能(AI)によるデータ管理
分散型アプリケーション(Dapp)とは、ブロックチェーン技術を使って中央管理者がいなくても自律的に稼働するアプリケーションです。
ブロックチェーン技術が浸透してから、多くの企業がこのDapp関連の事業を開始しましたが、データストレージ不足の問題で難しい面がありました。
これはIoT分野でも同じ課題を抱えていますが、「Lambda」では無限にスケーラブルな分散データストレージを提供することでこれらの課題を解決しようとしています。
ハイパフォーマンスと高セキュリティ
「Lambda」は非常に高い信頼性を維持したまま、ハイパフォーマンスと高セキュリティ性をもちます。
データ共有を行う際に、細かくアクセス制限をすることでどんな小さな不正でも発見できる環境を整えています。
ブロックの生成速度は1ブロック/15秒、テストネットでは5000TPSほどの速度になります。
最も有名な仮想通貨であるビットコインのブロック生成速度が1ブロック/1分と考えると、その速度がいかに早いのかわかります。
VRF + BFT
「Lambda」が高いパフォーマンスを維持する上で売りにしているのが、下記の二つの性能を併せ持った仕組み作りを行っているという点です。
・Virtual Routing and Fowarding(VRF)
物理ルータの内部に仮想ルータを設置することで、安定したルーティング環境を維持することができる機能です。
・Byzantine Fault Tolerance(BFT)
Byzantine Fault Tolerance(ビザンチン将軍問題耐性/BFT)とは、相互に通信を行うオブジェクト群の中に何らかの故障が発生した場合に、偽の情報を正しく合意できるかどうか問う「ビザンチン将軍問題」に対する耐性のことです。
多くの仮想通貨でもブロックの承認を行うコンセンサスアルゴリズムにどのようにBFTを実装するかが、通貨の防御性を維持する上で大きなテーマとなっています。
「Lambda(ラムダ)」まとめ
今回は様々な展開を見せるプロジェクト「Lambda」をご紹介してきました。
仮想通貨にとって安定したトランザクションは今や当然の時代、「Lambda」の様々な課題に取り組もうという姿勢は多くの投資家の関心を集めています。
今後どのような展開をするにしても注目は集まるでしょうし、長い目で見ても魅力的なプロジェクトだと思います。