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「ETHLend(イーサレンド)」は仮想通貨を担保にして法定通貨などを借りることが出来るレンディングプロジェクトです。
保有する資産などに応じて仮想通貨なども借りることが可能で、その利便性から少しづつ注目を浴びています。
「ETHLend(イーサレンド)」の概要
通貨名/通貨単位 | ETHLend/LEND |
公開日 | 2009年 |
最大発行数 | 1,000,000,000 LEND |
ホワイトペーパー | |
公式サイト | https://ethlend.io/ |
公式ツイッター | https://twitter.com/ethlend1 |
公式テレグラム | https://t.me/ETHLend |
購入可能取引所 |
「ETHLend(イーサレンド)」は保有する仮想通貨を担保にして、法定通貨や仮想通貨を借りることが出来るプロジェクトです。
いわゆるレンディング系プロジェクトであり、多くの資金が必要になる新規プロジェクト発足などで用いられることになれば、その利便性はどんな分野にでも需要があります。
ブロックチェーンを用いた融資という考え方は他のプロジェクトは他にもいくつか存在しますが、「ETHLend」の場合は法定通貨を直接借りることが出来る点で少し利用しやすくなっています。
銀行やATMが無くても多くの融資を受けることが出来る分、発展途上国などでの利用も期待されています。
「ETHLend(イーサレンド)」の特徴
ブロックチェーンレンディングプロジェクト
「ETHLend」は仮想通貨を担保にしたレンディングプロジェクトです。
一般的に多くの融資を受けたいと考えた場合、これまでは銀行に借りるのが一般的でした。
しかし「ETHLend」をはじめとする仮想通貨を用いた借入プロジェクトが一般化すれば、銀行の審査に通らなかった人や、ATMのない発展途上国などでも利用できる人が増えます。
従来の銀行や消費者金融が中央集権型であるのに対し「ETHLend」は、分散型の融資プラットフォームです。
前者の場合、人件費やシステム維持費を賄うため利用者に手数料を設けるのが一般的ですが、自律的に稼働する分散型プラットフォームは人の手が入らずコストも安くなります。
当然、人ブロックチェーンの仕組みの中では例え運営側であろうと不正を働くことが出来ず、利用者と運営側が公平な立場でサービスを展開することが出来ます。
借りるだけではなく、貸すこともできる
「ETHLend」プラットフォームは、ただ一方的に資金を借りるのではなく、利用者が貸し手になることが出来ます。
「ETHLend」では下記のような手順を踏んで、利用者同士の安全な資産のやり取りを可能にしています。
①借りる側が金額を提示(その際に希望金利・機関なども提示)
②貸す側は条件をもとに、融資相手を選択する(互いの合意)
③契約・取引
このような手順は全てブロックチェーンと、自動的に契約履行を行うスマートコントラクトが用いられます。
自動化された契約は第三者が介入できない公平なプログラムであり、契約が履行されると自動的に資金の移動を行います。
②でお互いの合意を経て契約が始まった場合、担保として仮想通貨を設定することが可能になっています。
もし仮に返済期日を超えてしまったら、自動的に担保となった仮想通貨から返済金が補てんされ返金が完了する仕組みです。
想定される様々なユースケース
「ETHLend」ではユースケースとして下記のようなものが提案されています。
・一般消費者
・企業経営者、プロジェクト発足者
・銀行口座を持てない発展途上国など
銀行口座を一切必要としないため、発展途上国などで満足に銀行サービスを受けることが出来ない人にも恩恵があります。
インターネット環境があれば専用のオンラインウォレットを介して融資を受けることが出来るという仕組みは、返済能力があるのに関わらず融資を受けることができない多くの人にとって魅力的なシステムです。
「ETHLend(イーサレンド)」まとめ
今回は仮想通貨を用いて法定通貨や仮想通貨の融資を受けることが出来るプラットフォーム「ETHLend」をご紹介してきました。
発展途上国を含めた様々な融資希望者が利用できるレンディング系プラットフォームは、世界的に見ても大きな需要があります。
今後どのように展開していくのか非常に楽しみですね。