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「CyberVein(サイバーヴェイン)」は分散型データベースを構築するDAG通貨プロジェクトです。
分散型台帳を用いて構築したデータベースのセキュリティ性能を保ち、様々なユースケースを提案します。
「CyberVein(サイバーヴェイン)」の概要
通貨名/通貨単位 | CyberVein /CVT |
公開日 | 2018年1月 |
最大発行数 | 2,147,483,648 CVT |
ホワイトペーパー | https://www.cybervein.org/whitepaper |
公式サイト | https://www.cybervein.org/ |
公式ツイッター | https://twitter.com/cyberveingroup |
公式テレグラム | https://t.me/CyberVeinCommunity |
購入可能取引所 | OKEx,Bilaxy,Bit-Z,HitBTC, |
「CyberVein(サイバーヴェイン)」は次世代のブロックチェーンと呼ばれる「Directed Acyclic Graph(DAG)」を用いて、改ざん不可能な分散型データベースを構築するプロジェクトです。
構築されたデータベースは非中央集権的かつ、ビジネスや個人利用問わない様々なユースケースに対応することが出来ます。
複数に分散化して保管されるデータベースは悪質な第三者が介入する余地がなく、情報を常に正しい形で保管することができます。
「CyberVein」ではこの性質を用いて、製薬企業をはじめとする、常に正しい情報管理が必須となる分野で使われることを目指しています。
2018年1月から開始された比較的新しいプロジェクトであり、その市場規模の大きさから非常に注目度の高いプロジェクトです。
Directed Acyclic Graph(DAG)とは?
次世代のブロックチェーンと言われるDAGは、「有向非巡回グラフ」と呼ばれる単一方向で巡回性を持たないグラフです。
従来のブロックチェーンの多くは、トランザクションデータをブロックごとにまとめて運用します。
1ブロックに対して繋がっているブロックは常に1つで、それらが長く連結している姿をチェーンと言います。
これらはマイナーと呼ばれる人達がブロックを承認し、未発行分の仮想通貨を報酬として受け取る仕組みになっています。
一方DAGは、トランザクションデータをブロックごとにまとめて処理するのではなく、新規トランザクションデータを一つずつ処理していきます。
トランザクションデータ一つにつき複数のトランザクションデータが繋がっているような形になり、承認もあくまで一つずつ処理されていきます。
DAGは従来のマイナーのような存在が必要なく、取引を行った人が過去のトランザクションデータから承認作業を行うためマイナー報酬が必要ありません。
そのため従来のブロックチェーンで問題視されていたマイニングの中央集権化、電力問題、スケーラビリティ問題の全てに有効な解決策になります。
「CyberVein(サイバーヴェイン)」の特徴
膨大なビッグデータベースを構築するプロジェクト
「CyberVein」はDAGを用いて、膨大な分散型ビッグデータベースを構築するプロジェクトです。
収集された情報は分散して保管されているため、どこか一か所が不正にハッキングや改ざんされたとしても、別のデータからすぐに復旧することができます。
これにより常に正しい情報を維持することができ、重要な情報を扱うビジネス利用にも向いています。
公式サイトでは、下記のようなユースケースを想定しているようです。
・IoT分野
・製薬、医療分野
・投資関連事業
・研究分野
これらは全て信用度の高いデータベースが活かされる分野です。
その他、関連する事業も含めれば市場規模も非常に大きいプロジェクトと言えます。
「CyberVein(サイバーヴェイン)」まとめ
今回は分散型データベースを構築する「CyberVein」をご紹介しました。
信頼性の高いデータベースは、多くの分野から求められおり、需要が絶えることはありません。
また年数が経つにつれ情報が蓄積されるので、劣化しない事業というのも大きなポイントです。
今後の発展に期待したいですね。