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「Power Ledger(パワーレジャー)」非中央集権的な電力供給を目指す仮想ツウプロジェクト!

この記事は、湯本さんから寄稿頂きました。

「Power Ledger(パワーレジャー)」は非中央集権的な電力供給を目指す仮想通貨プロジェクトです。
オーストラリアのPower Ledger株式会社が企画・開発を行っており、日本の関西電力も技術開発に関わっています。

「Power Ledger(パワーレジャー)」の概要

通貨名/通貨単位Power Ledger/POWR
公開日2017年月11日
発行数1,000,000,000 POWR
ホワイトペーパーhttps://powerledger.io/media/Power-Ledger-Whitepaper-v8.pdf
公式サイトhttps://powerledger.io/
公式ツイッターhttps://twitter.com/PowerLedger_io
購入可能取引所ABCC,Bancor Network,Binance,Bitbns,Bithumb,Bitrue,Bittrex,BX Thailand,CoinZest,Cryptopia,DigiFinex,Gate.io,Huobi,IDEX,Kucoin,Kyber Network,LATOKEN

「Power Ledger(パワーレジャー)」はPower Ledger株式会社が提供する発電と電力を資産とするプラットフォームです。
一般家庭でもソーラーパネルで自家発電をするお家が増えてきており、そういった再生可能エネルギーをブロックチェーンで管理するために開発されました。

もちろん電力会社など事業などで発電を行っている組織も参加することも可能で、電力を売りたい人・買いたい人をマッチングし、プラットフォーム上で売買を行います。

取引は仲介者を必要としないP2Pで行われ、無駄な手数料を支払う必要はありません。
従来の方法に比べ簡単かつスピーディにエネルギーの取引が可能になっており、将来的にはエネルギーが潤沢ではない国などへの援助を想定しています。

「Power Ledger(パワーレジャー)」の特徴

2種類のトークン

Power Ledgerプラットフォームの中には、二つのトークンが存在します。
一つはプラットフォームと同じ名前を持つPower Ledger(POWR)、もう一つは市場の電力に互換性を持たせるSparkz(SPK)です。
これらのトークンはそれぞれ違う役割を持っています。

Power Ledger(POWR)

プラットフォーム上で動かすイーサリアムベースのトークン。
P2P取引の際に持ちられるほか、専用アプリなどで使われます。

Sparkz(SPK)

市場で取引されている電力エネルギーを資産化し、互換性を持たせるトークン。
取引所ごとに微妙に価格がかかってしまうのを防ぎ、どの取引所を経由しても安定した価格でエネルギー取引が可能になります。

これらの特徴を生かすことで、Power Ledgerプラットフォームは稼働しています。
POWRは中、Sparkzは外でそれぞれの役割を果たしているのです。

分散型マーケット管理

Power Ledgerは分散型マーケットを管理するためのプラットフォームとしても機能します。
エネルギーの計量、取引データ、資産管理、送配電するための権利、決済など、必要な機能を全てまとめて管理することが可能です。

現在、電力は電気抵抗を0にすることが難しいため、実際に保存することができないと言われているエネルギーです。
そのため一般企業や個人でそのデータを管理するのは難しいのですが、Power Ledgerを使えば資産として簡単にトークン化することが可能になります。

マイクログリッドを採用したネットワーク管理

Power Ledgerではネットワークを管理する際にマイクログリッドというシステムを採用しています。
マイクログリッドはいわゆる電力を供給するための地産地消型のシステムであり、一般的なものよりも高精度な電力の測定とビッグデータの収集を得意としています。

マイクログリッドを応用すれば、小さな量でも取引することが可能となり(マイクロトランザクション)より利用者に負担とならない選択肢を提供できます。

「Power Ledger」まとめ

今回は電力エネルギーを供給するためのプロジェクトPower Ledgerをご紹介してきました。
エネルギー事業は今後も決して廃れることはない分野です。特に一か所に保存することができない電力は、常に公平な管理が必要となります。

今後世界に向けてどんな展開をしていくのか非常に楽しみなプロジェクトです。