目次
「CRYPTO20(クリプトトゥエンティ)」は仮想通貨のインデックス運用を助けるサービスを提供するプロジェクトです。
特定の指標を定め、それに合わせた値動きをするインデックストークンは、基軸通貨や金融取引の際の退避先としての価値があります。
「CRYPTO20(クリプトトゥエンティ)」の概要
通貨名/通貨単位 | CRYPTO20/C20 |
公開日 | 40,656,082 C20 |
発行数 | 2017年8月 |
ホワイトペーパー | - |
公式サイト | https://crypto20.com/ja/ |
公式ツイッター | https://twitter.com/CRYPTOtwenty |
購入可能取引所 | P2PB2B,HitBTC |
「CRYPTO20(クリプトトゥエンティ)」は、決められた指標(インデックス)通りに動く値動きをすることで、仮想通貨交換などで利用されることを目的とした仮想通貨です。
勘違いされている人も多いですが、「CRYPTO20」自体は仮想通貨取引所の名称ではありません。
分散して投資するインデックスファンドという形態の投資信託も提供しており、特定の銘柄に集中投資するアクティブファンドに比べて低コストかつリスクの少ない投資環境を整えます。
インデックスファンドという形式は、大きな価格変動が起こりやすい仮想通貨市場では需要のある投資法でもあります。
「CRYPTO20(クリプトトゥエンティ)」の特徴
ハイブリットインデックスという方式
投資先を分散し、決められた指標(インデックス)で投資する方法はハイブリットインデックスと呼ばれる独自の指数を用いています。
これはインデックスファンドの抱える下記のような問題点を解決するために考案されました。
ーインデックスファンドの抱える問題点ー
・仮想通貨の銘柄数増加に伴い、リスクマネジメントが複雑化している
・ファンドプラットフォームに不要な手数料などが発生する
投資先を分散すれば、その分リスクも分散化します。
ブロックチェーンによる中央管理者のいないプラットフォーム作りはそのままコストの低価格化にも成功しています。
複数の仮想通貨への自動投資が可能
「CRYPTO20」でトークンを購入すれば、利用者は自動的に複数の仮想通貨へ投資することが可能になります。
分散投資先は、その時最も時価総額が高い20の銘柄です。
投資する際、自動的にその金額も決めていくのですが、その際の割合は通貨の取引量と流動性によって決められます。
利益効率のよい通貨に自動で投資してくれるので、知識のない人でも手軽に仮想通貨投資を行うことが可能です。
また、公式サイトには資産管理専用のオンラインビューが用意されており、利用者は自分の投資状況などをいつでも簡単に確認することができます。
分配と売却
従来のインデックスファンドでは、投資した金額を全て運用して、そこで得た利益を分配するのが一般的です。
しかし「CRYPTO20」の分配法はICOで集めた資金約20億円から投資を行い、利益を再分配します。
またトークンを公式サイトで売却することで、外部の取引所を利用する必要がありません。
公式サイトを経由した分配・売却金はそれぞれイーサリアムで入金されることになります。
「CRYPTO20(クリプトトゥエンティ)」まとめ
今回は手軽に分散投資を行える「CRYPTO20」のご紹介をしてきました。
仮想通貨取引を行う人が増えてくると、よりインデックスファンドのような投資法は需要が高まってくると思います。
今後の展開に期待していきたいですね。